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漁師の「じいちゃん」に会いに宇和島へ!

どうも、はうみです。

今回は、同僚の祖父、「じいちゃん」に会いに愛媛県宇和島市に行ってきました。

なぜ会いに行くことになったかは、前回の記事をご覧ください。

同僚と車を走らせ宇和島に向かう。
宇和島は僕的には、瀬戸内と太平洋の良いところを掛け合わせたような海。楽しい海だ!

むかし、アオリイカを狙いにウロウロしてた場所。

ひょっとしたら「じいちゃん」に会っていたかも・・・


真珠養殖のブイが一面に広がる。

到着してしばらくすると、「じいちゃん」登場。

75歳。現役漁師。一人で3隻を操り、巻き網漁をやっているらし。クレイジー。

獲った魚は市場に卸す以外に、アジを釣り餌用として、イケスに入れて飼育している。
今の時期は、泳がせ釣り用のアジをメインに狙っている。 

アジは船を係船している筏で販売。約10匹で1000円。今の時期はアオリイカ狙いのお客さんによく売れる。

筏の上で「じいちゃん」としばらく話をした。

「じいちゃん」に思いと、現状を聞くことができた。

「じいちゃん」は後継者が欲しい。漁師の家に生まれて、漁師として生きてきた。漁師の家系を続けて、自分も生涯現役として海にい出たい。しかし、今の時代に自分達のような漁師では、生活が成り立たない。息子も後を継いでいない。
何とかして、誰かに後を継がしたい。

そこで思いついたのが、遊漁船。
遊漁船業を立ち上げ、漁師と平行して行えばなんとかなるのでは?と思い、孫に遊漁船漁業をやらせたいらしい。
お客さんが少ない時、良い魚が獲れる時は漁師。
釣り人に人気のターゲットのシーズンは遊漁船。
という、いいとこ取り作戦(笑)

「じいちゃん」も、自分で分かっていた。小さい魚を捕りすぎていることを。
悪循環になっている現状を。

継がせたい思いと、現状を知っているだけに、苦労させたくない思いが混ざっているように感じた。

「じいちゃん」は、75歳。体は衰えてきている。現状維持が精一杯。まだ体が動くうちに、自分が経験したこと、知識を次の世代に残したい。

しかし、後継者がいない・・・。後継者を作るのも、リスクがある。

「じいちゃん」の話しを聞いていると、漁業の未来を変えたい。釣りの未来を変えたい。という思いが改めて湧いてきた。

自分には何ができる?次に取る行動は何か?

なんとなく生きてきた自分には何をしたらいいのか、全く分からない。
何がどのようになっていくのか、分からない。
大きすぎる問題。

でも何ものしない分けにはいかない。

とりあえず、この町に馴染む事と、「じいちゃん」との関係を築こう!

しばらく宇和島に通い、休みの日は「じいちゃん」の漁を手伝わせてもらおう!

「じいちゃん」も漁の手伝いをさせてほしいと言うと、すぐにOKしてくれた。

孫の同僚は、まだまだ乗り気ではないがしばらくは、自分一人でもかまわない。

僕にとっては大きなチャンス!

100年後の未来に向かって、少しずつ進んで行こう!


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