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MICE(マイス)効果を体感?

外国人旅行者を指す『インバウンド』という言葉を聞かない日はありません。

それと似ているものに『マイス・MICE』という言葉があります。
こちらは、インバウンドに比べると、まだ、浸透していないように思います。

『マイス』とは、英語の『Meeting』(会議・研修・セミナー)、Incentive Tour(報奨・招待旅行)、『Convention、Conference』(大会・学会・国際会議)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語です。
こちらも政府や自治体、大学などが誘致活動を盛んに行っている観光戦略の一つです。

その効果?が私のパート先でも“体感“できました。

昼食どき、3人の外国人が来店。全員がそば(かけそば)をオーダー。
聞くと、北大で開催されている国際会議に出席しているそうで国籍もハンガリー、シンガポール、ブラジルと様ざま。まさしく“MICE効果“?

ほどなく、3人に紹介されたと言って一人の外国人男性(イギリス人)が来店。同じく、かけそばを食べた。彼は、初めて日本に来たとのこと。
中学英語で、“How was it ?“と聞くと、日本語で“美味しい!“と言ってくれた。
美味しいと言ってくれたことよりも自分の英語が通じた喜びの方が内心、大きかった。

“ロンドンに行ったことがあるよ“と言うと喜んでくれました。

また、英語の勉強をしようかな〜(たぶん、しないけど)

インバウンドの弊害として地域住民が迷惑や不便などを感じる『オーバーツーリズム』が問題視されているけど、個人的見解ですが飲食店舗にとっては、外国人旅行者が増えるということは、日本の食、パート先で言えば、そばやラーメンなどを更に知ってもらえるというメリットは、大きいと思っています。

オーバーツーリズムに伴い『観光公害』という嫌な言葉も聞かれるようになっています。外国人観光客が気持ちよく滞在できて、地域住民も彼らに気持ち良く帰ってもらいたい。これが長年、観光に携わってきた偽らざる気持ちです。

関係者の問題解消の取り組みを陰ながら応援しています。



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