憧れと、目標と、相棒と
ŹOOĻ・御堂虎於の夢小説です。
ヒロインは小鳥遊紡ではありません。
初めて見たヒーローショー。遊園地の一角で行われていた会場は子供たちでいっぱいだった。ほとんど男の子が多かったから、私は目立っていたかもしれないけど、そんなことは気にならないくらい夢中だった。周りの子たちに負けじとヒーローを応援していた。ただ…ああ、あの子選ばれてる。ストーリーが進む中で進行役のお姉さんに選ばれるのはやっぱり男の子で。正直悔しかった。けど、嫌いになることはなかった。そして、それが、きっかけだ