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【閉店を迎えたお店の経緯】

オープン後の動向

私の家の近くに女性ものの洋服や雑貨の古着屋さんがある。

オープンした当初は結構ブランドものがウィンドウ越しに並んでいて
どこかのお金持ちが自分の使わなくなったものを売るために
趣味でやっているのかな。
と思うような品揃えだった。


ところが、日を追うごとに
お店の品ぞろえは「大衆化」して
お店の中のレイアウトや飾り方が
だんだんと雑に
なり、
測り売りのようなボリュームで所狭しと洋服が並び


ブランド物は影を潜め、
高齢者向けの服かな?と思うような商品が
お店の一番前に飾られるようになった。


ウィンドウの端に目をやると、
様々な色や形の手書きPOPが貼ってあり、
そこに書かれているのは本気なのか冗談なのか
なぞかけのような言葉が書かれている。


きっと、少しでも気を引こうと、
お店のスタッフが考えたものだと思う。


そしてついに、先週「閉店セール」の貼り紙が・・・・


オープンしてからずっと変化する経緯を
見続けてきただけに、なんだか自分にも
責任があるように感じてしまった。


改善できたのに


販促やVMDのことを知っているのに
こんな身近な小さなお店を助けることができなかった。
断られても声をかけて提案をすればよかった。

自分の持っている知識を
ちゃんと使えばもっと幸せになれるお店がある。

分かっているのにできなかった。


売上不振になったお店に行って
改善策を一緒に考えて作り直すことはよくやっている。


このお店の場合、まず最初に手をつけなくてはならなかったのが
誰のためのお店なのかということ。


都心で大通り沿い、比較的人通りはある。
だからこそターゲットが絞り切れなかったのだと思う。


恵まれた環境にいると、たくさんの人に向けたものが
売れるような気がしてついつい色んなものを置いてしまう。


でも、都心の大通り沿いには、普段から色んなものを目にした
目の肥えた人たちがたくさん歩いている。


だからこそ「絞る」ことが大事なんだ。


もし、このお店を改善するとしたらどうしていただろう。


私はまず、商品の品ぞろえを一から確認させてもらう。
そして「分類」する。


この分類によって、どのタイプのものがよく売れているのかが
よくわかってくる。


そうすると、売れている方向性が見えてくる。
そこから一筋の光を見出す作業に入っていく。


VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)というのは
商品戦略の視覚化といって、商品の狙い、
いわば「誰のためのどんな商品か」を明確にすること。


そして、それがそのターゲットの人に
伝わるように見せることで、売れる構造をつくっていく。


こんなにシンプルなこと
なぜ伝えられなかったのだろう。


閉店セールはいつまでだったか
ちょっとショックが大きくて日にちを見ていなかった。


こんど行ったら、入ってみよう。


こんなお店を増やさないためにも
自分がもっと勇気を出して
多くのお店を救える実力をもっともっとつけなくては。


売場・顧客導線・販売方法
こういった仕組みをしっかり整えることで
売上があがり、ファンも増える。


自分のミッションを改めて感じ
もっと頑張らなくてはと思い直した出来事でした。


お店のオーナーさん。
本当にごめん。


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