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音楽経験がダンスに負けた話

 最近気づいたけど、音楽を聴きながらリズムを取るとき、エイトで数える癖がついているらしい。たしかに大学時代ダンスをかじったけれど、楽器歴の方がダンス歴よりずっと長いのに、こんな簡単に上書きされると思ってなかった。

 高校卒業まで10年くらいずっとピアノを弾いていた。遅く始めた割にそこそこ育った音感に比べて、リズム感は壊滅的だった。四拍子、二拍子、三拍子……拍を取るとき、基本的には四拍子のつもりで脳内カウントを進めていれば間違いないので、苦手なりに「いち、にい、さん、しい」がもっと染みついていると思っていた。

 それがなんということだろう、3年ちょっとしかやっていないダンスの感覚に置き換わってしまうなんて。更にエイトを加速させる要因として、大学に入ってからアイドルにハマっていったこともあるかもしれない。坂道やイコラブなどは振りを覚えてカラオケで踊ったりするのも楽しい、私が苦手な動きが多いけどK-pop系も踊り甲斐がある。様々な曲を聴きながら、振りを覚えるためにカウントで練習していたせいもあるかもしれない。別に四拍子で数えていたっていいのだけど、ダンスを入れるならエイトで数えた方が圧倒的にやりやすい。最近だと、YOASOBIのアイドルを踊れるようになりたくて適当に手を動かしている。もちろんエイトを数えながら。

#3行日記

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