刑法、犯罪心理学 犯罪はなぜ起きるのか?

犯罪心理学と刑法
なぜ犯罪は起こるのか





折居嶺清





















「犯罪」の定義は、法律違反行為であるとする。
法律に違反した者は「犯罪者」と呼ばれる。




旧刑法では、れっきとした「犯罪」であった婚姻外の性交渉〔不倫〕がある。
現代でも、不倫を罪として裁かれる国がある。



非行とは、態度が悪かったり、服装が変わっていても別に法律に違反しているわけではない。
親の言うことを聞かないだけで非行とみなされ得る。




日本の少年法では、14歳以上20歳未満を「少年」と定義している。
14歳未満の児童が法律違反行為をした場合、「触法少年」として、原則として、厚生労働省管轄下の各都道府県にある児童相談所で、扱われる。
14歳〜20歳で法律違反を行った場合、家庭裁判所で審判を受け、保護処分が必要であると審判結果が出た場合、法務省管轄下の保護観察所、あるいは少年院において処遇を受けることとなる。

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