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【十勝LOVE】 早春編

3月下旬。北海道で仕事があったため、合間に一人ドライブを楽しみました。
撮影地は帯広市内。景色は市内から見える早春の日高山脈です。
もしいつもの青空だったら、もっと空と山脈のコントラストが美しかったはず。
十勝は〝十勝晴れ〟という言葉があるほど、道内では日照時間が長い土地柄です。
にもかかわらず、青空に出会えなかったのは不運…。

ただ、私がこのLOVE十勝で訴えたいのは、日照時間ではありません。
この日高山脈!見て欲しい!生で!直に!
フォトフレームに収められるのはごく一部。
パノラマに広がるこの残雪の日高山脈は本当に美しく、この3〜5倍は広がっていると想像してください。
3倍というのは日高山脈を見たわすイメージ。
5倍というのは、画像のさらに右側にまた険しい大雪山系が繋がっているからです。
十勝地方は西に日高山脈、北に大雪山、東に白糠丘陵と、三方を山に囲まれた広い平野と独特の気候風土を持つ特徴があります。
雪が多い、スキーやスノボが楽しめる北海道のイメージとは異なり、
雪が少なく、スケートが盛ん(冬の体育の授業はスケート!)。
帯広では毎年1月に〝雪まつり〟ではなく〝氷まつり〟が開かれます。

3月末。雪が溶け出し、足元の悪い季節。
日陰にはまだ雪の塊が残り、車は跳ね上がる泥でもうドロドロ…。
そんな〝嫌〜な時期〟の十勝に滞在したのは、実に30年ぶりでした。
もしかしたら、この時期は足元ばかり気になって、空は見上げてなかったかも…。

故郷の山はこんなにも美しかった。
早春の十勝をもうちょっと知りたくなり、もう少し車を走らせてみました。



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