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三日月のお宿 (詩を投稿します)

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詩を投稿します。
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#余白

余白を塗る

余白を塗る

 あの木はもうすぐ咲くだろう。お茶もほのかに香る。ベランダに椅子を出してみようか。陽だまりでうたた寝した後は、湯船にゆったりと浸かってもいい。
 生きている実感は余白に身を移したとき表れてくる。絵を飛び出して私を捜す者。私に色を与え、余白に足跡を残して去る。