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趣向について(物と事)

1、買い物の仕方(物)

1)衣類

 おおむね、ブランド品を買う。下着や靴下もだ。ボクは、比較的シンプルなそれらを買う。だから、流行に左右されない。
 また、安い物を短期間に使うよりも、比較的長期間使える物を好む。その時は、高いかなとおもう。しかし、安い物には馴染んで使える期間が短い。だから、ワンポイントの色が褪せてもブランド品を買う。

2)グッズ

 ボクがこだわるグッズは3つだ。時計・ライター・革のコートだ。
①時計
 ボクの時計は、およそ40年前の物だ。結納返しに家内からもらった時計だ。SEIKOクレドールだ。当時、水晶発振式が流行った。中薄型でシンプル、また革バンドの物だ。今は流行らない。実際、ボクもCASIOのG-SHOCKを使っている。クレドールは、ハレの日に身につける。
 クレドールを長く使えているのは、数年以内に一回、オーバーホールを行っている。見てもらうだけで、約三万円ぐらいかかる。それなりの新品が買える金額だ。それでも、オーバーホールから帰るたびに愛着はます。

②ライター

 ライターは、Cartierのスリーリングだ。新婚旅行の時に、スイスの店で買った。あまりの欲しさから、お膝元のフランス🇫🇷まで待てなかった。その時、家内はスリーリングの指輪を買った。彼女も冠婚葬祭以外のハレの日に身につけている。
 ライターもまた、数年以内にオーバーホールをしている。先の時計と同じくらい費用がかかる。タバコを吸わない今でも、鉄屑とならないように心がけている。

③革のコート
 これは、銀座の松屋で買った。旅行の帰りに、高価な衝動買いをした。とはいえ、憧れていたらデザインであった。シンプルなハーフコートで、キャメル色だ。
 歳をとったら、ミンクの襟をつける夢を見ていた。しかし、未だ実現していない。でも、今もその思いは続いている。

 このようなボクの物の趣向を"ボクだけのビンテージ"と思っている。若い頃、大先輩方が高級品を使い込んでいることに憧れた。ボクもそうなるには、若いうちに良い物を買わなければならないと思った。これらは、ボクなりの背伸と承知していた。

2、時の過ごし方(事)

1)通勤

 いつもの話となる。自家用車を止め、公共交通機関を利用している。まずは、座っているだけで運転の必要はない。現在、1時間半ぐらいかかるが充実したプライベートな時間を過ごしている。
 ボクの場合は、二つのバスを利用している。1本目は、10分以内なのでスケジュール確認だ。基幹駅で少し待ち、2本目は1時間ぐらいかかる。この時は、SNSのチェックとnoteを書く。
 帰りは職場の仲間たちとバスを待つ時間は世間話に花が咲く。その後はメールでの交信と読書だ。メール1に対し読書が9だ。いっときは、手広くSNSをやっていたが今は縮小した(Instagram400相互フォロー等)。
 また、車代・車検代・保険代・スタッドレス等の費用はまったく切らない。ならせば、年数十万円が浮くはずだ。5年経てば三百ぐらいのはずた。消費の観点からみれば、貯蓄に回せる。
 プライベートの時間を楽しみ、お金を増やすことが出来る。これが、ボクの会社通勤のあり方だ。

2)バードウォッチング

 10年前に初めた。今でも続いている趣味だ。なかなか始めることができなかった。今では、当初と違うスタイルで野鳥観察としてのバードウォッチングをしている。
 初めは、どうすれば野鳥が見えるのかとか、少しでも多くの野鳥が見たかった。日本でも有名な探鳥会でイロハを教わった。月二回、JRを使い片道二時間かけて通った。コロナの大流行で活動を中止となった。
 この頃から、一人でバードウォッチングを楽しむようになった。水辺は近所の川をフィールドに決めた。また、山野は近所の梅林にした。また、時には、恩賜箱根公園へ出向いた。いずれも、大きな成果を得た。
 そして、鳴き声の録音もみにつけていたので、いろいろな楽しみ方をした。録音は、六義園にフィールドを持つ日本の第一人者に、そのやり方を学んでいた。六義園で教わった時に、その話を録音させていただいた。これがバイブルだ。
 さらに、バードウォッチングのあり方は変わった。通勤時や散歩などでも、鳥の姿や鳴き声を楽しんだ。そして、多くの種類や何も珍しい野鳥を求めなくなった。つまり、身近な野鳥の様子を楽しめるように変わった。
 入場料・景色・空気・姿・声など、すべからく無料で楽しめるフィールドを手にすることができたわけだ。このことが、熱中した初期と違い、細く長く気軽にバードウォッチングを楽しめるようになった。すでに、フィールドへ出向かなくなっても過去の活動をアーカイブとして楽しめるようになった。

3)お酒の飲み方、タバコの吸い方

 お酒から。お酒は大好きです。若い頃はたくさん飲みました。定年のころから飲まなくなった。ボクは、高級酒は望まない。せめて贅沢をいえば、剣菱黒松まででよい。つまり、大吟醸を少しというお洒落な飲み方はしない。また、大吟醸が美味しいとは思わない。
 高級酒は米の周りを磨き落として、より芯の部分から味わいを作るとか。しかし、ボクにとっては磨きの少ない方が個性ある酒と思う。また、純正を謳うが、美味しければブレンドでも拒まない。
 ある面、意地汚い酒飲みだったが、それがボクの好みだった。焼酎もいいちこで大満足です。あえて、メーカーのこだわりへは酒音痴でわからない。
また、外飲みはしない。原価よりも高額。家のが好きに飲める。家に帰る必要がない。つまみは、お店よりも家内の方が美味しい。今はあえて飲まないが、飲みたければ剣菱黒松900mlを買って来て家で飲む。
 次にタバコ。現役の時、食品会社だった。喫煙は味覚が鈍るとのことで、分煙前に禁止となった。そのタイミングでやめた。実は、お酒よりも好きだった。今でも、常に吸いたい。若い頃から、家内に副流煙をきらわれだがやめられないほどだった。
今、やめて良かったことがある。小遣いが減らない。だって、1日一箱吸えば月2万円だ。単行本が10冊帰る。タバコを嫌う方とも、気軽にコミュニュケーションが取れるなどだ。何にも増して、火の心配がゼロとなることだ。多くの生活しにくさが、吸わないことで無くなる。
 そうはいえ、もしかしたらタバコを吸いたくなるかもしれない。だから、吸いもしないタバコを携帯している。もらいタバコは、余で1番の恥と考えているからだ。両切りではないが、"ピースライト"だ。

 現在、68〜70歳まで健康で働くことを目指している。引退したら、1日あたり、タバコ3本・お酒2合を飲むことが夢だ。その時も、ピースライトと剣菱黒松にする。

かわせみ💎


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