ビジネスからの学び、行動

今から、20年以上前の学びです。

「おはようございます。みなさん、今日何をしようと昨晩考えましたか？」と講師が言った。この日は、会社の泊まり研修でした。メンバーは、中間管理職15名でした。

　朝食後、８時半からの講義だった。皆はそれぞれ答えた。さらに、そのために今朝何をしたかと。皆は、こたえられなった。「喝」とばかりに、昨日の講義の内容が身についていないと。

　一番やらなければならないことは「行動」という話だった。一瞬、「そっかー」と思った。しかし、朝から、〆られてた。また、高額の講義を無駄にした自分を反省した。

　以来、何かを始める時には「行動」を旨にした。このことは、趣味でも同じだ。その数年後、ボクはバードウォッチングを始めた。以前から興味を持っていたが出来る環境ではなかった。

　しかし、そのチャンスがやってきた。そして行動した。双眼鏡を買った。日本野鳥の会に入会。そして、それから得た情報で支部の活動に加わった。2年ぐらい、その支部で基本を学んだ。

　その後、身近なフィールド作りを始めた。野鳥の習性、道具の使い方、観察記録の方法などを身につけた。特に、留鳥・渡り鳥、春夏・秋冬の楽しみ方、観察(双眼鏡)・撮影(写真)・鳴き声(録音)など。

「春夏は"さえずり"の録音、落葉樹での撮影」このスタイルを完全にマスターした。今では、休みの散歩、通勤路などでも楽しんでいる。

　このように、あの講師の「喝」が今の実生活にも役立っている。以来「まず行動、そして詳しい方から学ぶ、そして自分の糧にする」これは継続している。

かわせみ💎