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カツカレーを食べた。

 5時起床で、恩賜箱根公園へ行った。山野の野鳥は、ここで見るのがいい。芦ノ湖に飛びした島のようなエリアだ。

 意外に来客は少ない。県立公園でよく整備してある。しかも無料だ。広い公園の真ん中に中央広場がある。正面の景色は絶景だ。芦ノ湖の周りを箱根外輪山が囲む。真正面に冨士山が見える。遊具がないせいか家族連れが少ないのも特徴だ。

 ボクはその中央広場ほか二箇所で四季のバードウォッチングを楽しみます。一年中いる留鳥や渡り鳥も多い。渡り鳥は毎年同じところに、そして代々引き継がれるとのことだ。確かに、ほぼ正確に期待した野鳥を観察出来る。

 1時間半を予定していたが、風があり寒かったので資料館で半分ぐらい過ごした。そして、次の目的地である成川美術館へ向かった。

 成川美術館へは、15分も歩けば着く。その道は、江戸時代に開かれた東海道の杉並木だ。一般に、東海道は400年の松並木のところが多い。箱根も初めに松を植えたらしい。ただ、気候に合わなかった。そこで、半世紀後に杉並木を作ったと聞く。この並木は、風雪や雨風から守る役割を果たしたそうだ。

 大袈裟に言うと15分、江戸の方に戻る。また、箱根駅伝で言えば6区のコースだ。元箱根というところに来る。箱根駅伝5区の選手が箱根山を下りきったところだ。その左手に成川美術館がある。

 成川美術館は小高いところにある。急坂を上るのが大変なので、3度のエレベーターで登る。数分かかった気がした。いただき物のパンフレットで100円の値引きをしていただいた(1400円)。観光地価格かなと思った。

 内容は、近代の日本画美術館だ。展示物すべてが成川美術館のコレクションであること。知るところでは、堀文子・平山郁夫・加山又造先生の作品だ。50号以上の作品が多く、立派な印象を受けた。しかし、同人美術館的な印象も強かった。


 ラウンジからは、芦ノ湖の向こう側に大きな冨士山が見えるのもこの美術館のキャッチ。しかし、今日は見えなかった。代わりに、似たようなアングルの冨士山を添付します。

 若干、成果は少なかった。しかし、休みの午前中を有意義に過ごせた。元箱根から箱根登山バスで下った。下界では、小雨が降っていた。先日、食べそこなったカツカレーを食べに行った。カツは大をお願いした。

かわせみ💎

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