キブ&テイクの精神

この世の中には、3つの人間がいると言われています。

1 ギバー(与える系 利他)  25%
2 テイカー(奪う派 利己)  19%
3 マッチャー(バランス系 調整) 56%

ギバー・・・
与えるという意味で、成功者に最も近い人。
常に他人を中心に考え、自分の利益よりも相手の利益を一番に考えて動ける人。

テイカー・・・
自分の利益しか考えていない人。
心のどこかで見返りを求めてします傾向が最も強く、最初に出会ったときなど相手からなにかギブをされると、相手に好感を持ちやすくなる。

マッチャー・・・
損得のバランスを考える思考の人。
相手によって自分のスタンスを変えることができる。
ギバーならギバー、テイカーならテイカーとして振る舞う、もしくは付き合わない。

では、この中でどのタイプの人が成功するタイプなのでしょうか。
実は成功するタイプもしないタイプもギバーなのです。

なぜそのような現象が起きるのか、それを今からお伝えします。


第1章 テイカーの存在

先程もお話したようにテイカーは奪う人、奪う派、利己的な人のマインドの持ち主。
身近の人の中にもいるのではないのでしょうか。

「誰かに何かをしてあげたい」という行動原理のことをギバーに対し、
「誰かに何かをしてもらおう」という行動原理のことをテイカーといいます。

自分の出世のことしか考えず、このような人がギバーの精神を壊しているのです。
それを阻止しようとしている存在がマッチャーの存在です。


第2章  マッチャーとは

そのテイカーの行動を邪魔する人がマッチャーなのです。
マッチャーとはバランス型と言われ、何かとしてあげたら、そのお返しに「何かがほしいなぁ」と思う、もしくは「なにかお返ししたいなぁ」と思うタイプのことです。

殆どの人はこのタイプなのではないのでしょうか。
マッチャーの存在がテイカーの行動を邪魔するのです。

マッチャーは近郊を保つから、自分に何か、利益を得たらそれを返したい、逆に不利益を得たら、相手にもそれを与えたいということを思うのです。

なにかズルいやり方で上に上がった人に対しては、制裁を加えたい!という気持ちが行動原理として、働くのです。
一見得ることしか考えないテイカーが成功すると思いますが、マッチャーの行動原理で失脚されるのです。
マッチャーの行動原理は「目には目を歯には歯を」 


第3 テイカーの見分け方

しかし、テイカーを見分けるには、とてもむずかしいと思います。特に自分がギバーだと思う人はテイカーを避けなければいけません。それを見分けるにはどうすればいいの。
実は人間には隠しきれないレック=(動物のオスがメスにアピールする行動)判別があるのです。

① 本人よりもだいぶ見映えのいい写真(SNSの写真)
② 言葉の使い方 (私が成功した、私がやったなど)
③ あなたが影響を与えた人物は。と質問する (テイカーは格上の名前を  上げる)

このような人はテイカーの方に多く見られます。
例えるなら、他人の手柄をあたかも自分の手柄にしてしまうような人です。
このような人には害を与えるので距離を置く、もしくは関わらないほうが鉄則です。


第4章 テイカーの最上位モデル

また、テイカーの中にも、最も気をつけなければならないテイカーが存在します。
先を見越して、近々助けてもらいたいと思っている人に親切するテイカー、これを戦略テイカーを言います。

この特徴は先にギブを与えまくるのです。一見5s出すための撒き餌でしかないのです。


第5章 成功ギバーと

一方成功型ギバーとは、達成型であり、計画的であり自主的であると言うところを特徴としています。


達成型・・・助けられた実感があるから助ける。自分にもメリットがある。
計画的・・・毎日助けるのではなく、時間を区切ってまとめて助ける。
自主的・・・助けた人を選んでいる。断れる。

このようなギバーを持っている人が成功的ギバーになれるのです。

成功ギバーは持たざるものを助けることなのです。
逆に、戦略的テイカーは、持つものを取り入る事で、行動を行うのです。


第7章 結局自分のタイプはなのか

ここまで説明しましたが、結局自分もはなんなのかとわからなくなりますよね。
でも安心してください。皆様はギバーの心をすくならず持っています。今までテイカー、マッチャーなのかもしれないけどそれは自分の意志で少しずつ変わっていきます。このことを認知的不協和といいます。

自分の元々あっていた考えと、自分が今、決めてやってる行動の間に不協和が生まれる。
自分はずるいやつなんだ、そのような内心わかってる。でもいいことやると決めて、いい事やり続けるんだ。と行っていくと少し変わっていくのです。
その方法論をしっかり自分の中に落とし込んで、行動に出てみればいいのです。

それはしなければ行けないのではなく、自分の行動でやっていけば、誰もが必ず成功ギバーになっているはずです。

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