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#1【サラリーマン向け資産運用】オフショア投資 一体何者??

オフショア投資は海外のうち特に、税率が低い地域で直接投資をすることとされています。富裕層が行う投資手法だと思われがちですが、そんなことはありません。ただ、内容や仕組みがわかりにくく、一般投資家の中ではやってみようと思う人がなかなかいないのが現状です。この機会にとっつきにくい印象のオフショア投資について学んでいただけたら嬉しいです!!!!

全部で7回に分けて記載していこうと思います!!!!!!

1、オフショア投資ってなに?

2、タックスヘイブンの仕組みは?

3、オフショア投資のメリット

4、オフショア投資のデメリット

5、オフショア投資を始めるなら

6、オフショア投資の利益は課税対象になる

7、オフショア投資は事前に仕組みを理解することが大切

今回はオフショア投資についての記事1つ目ということで「オフショア投資ってなに?」について書いていきます!!!

1、オフショア投資ってなに?

オフショア投資に厳密な規定はありませんが、一般的には租税回避地への直接投資を行うこととされています。手法で言えば国際分散投資の一つです。ただし、「直接投資」なので、国内で購入する外貨建保険やグローバル型投資信託はオフショア投資ではありません。

現地(海外)におもむいて投資口座を開く方法もありますが、日本にいながらでも仲介者を通して海外への口座を開き、直接投資することは可能です。ここでいう直接投資とは現地(海外)での口座開設となります。海外の「IFA(ファンドの売買をする独立系ファイナンシャルアドバイザー)」と契約することになりますので、渡航の有無は大きな問題ではありません。

気になる初期費用ですが、オフショア投資では海外積立投資と呼ばれる積立型の投資が人気となっており、初期から多額の資金がいるわけではありません

オフショア投資は租税回避地(以下:タックスヘイブン)での投資を指します。タックスヘイブンとは税率が極めて低い、もしくはゼロの地域や国のことです。また、口座に関する秘匿性の高さや、税制への規制が緩いことも、タックスヘイブンの特徴です。

タックスヘイブンの主な特徴

1、税率がゼロか、極めて低い(主に法人税がゼロから20%以下の国や地域)

2、法人の設立が容易で、業務の内実を要しない(ペーパーカンパニーを容認)

3、金融規制が緩い

4、秘匿性が高い

※条件全てを備えているとは限りません。一番重要な要件は「1」の税率の低さです。

実は、秘匿性の高さに関しては近年薄れがちです。要件を1つか2つしか満たせていないような国でもタックスヘイブンとされることはあります。もしくはタックスヘイブンとまでは行かなくとも税率メリットがある国や地域が「準タックスヘイブン」「準オフショア地」などと呼ばれることもあります。

税率を低くしてしまうとタックスヘイブンの収益がなくなるような気がしますが、会社の設立・ビジネスマンの流入による消費が見込めるため、現地にも十分にメリットがあるのです。一方でタックスヘイブンに籍を置く投資会社にも、税負担が少ないので高いリターンが期待できるというメリットがあります。

まとめ

オフショア投資は皆さんが投資するときに投資信託にしようか、保険にしようかと考える選択肢の一つでしかないということですね。国内で行う投資だけでなく海外での投資を行い、リスクを分散するということを考えるだけでも今後の資産運用を行なっていく上で重要なことになるかと!!!!!!

#2ではタックスヘイブンの仕組みについて書いていきます!!!

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