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#4【サラリーマン向け資産運用】給料30万円で1,000万円の資産を作る方法

サラリーマンの方々にとって最適な資産運用ってどんなものか気になりませんか?サラリーマンは資産家では無いので資産運用とは関係ないということは全くなく、老後の備えや、豊かな人生のためにサラリーマンの方々こそ大いに資産運用を活用すべきだと考えます。

そこで資産運用に関心があるサラリーマンにとって役立つ、以下のような情報をまとめました。

・給料30万円のサラリーマンが1,000万円の資産を作る現実味

・サラリーマンだからこそ資産運用するべき理由

・資産運用をする上でサラリーマンだけが持っている強み

・サラリーマンの強みをいかせる投資方法

・税制面で有利になる2つの制度

・資産運用につきもののリスクを管理して安全度を高める方法

今回は#4ということで「サラリーマンの強みをいかせる投資方法」について書いていきます!

サラリーマンの強みをいかせる投資方法

⑴インデックス投資信託、ETF

インデックス投資信託とは、日経平均株価やダウ平均といったように世界各国の平均株価や株価指数といった経済指標と連動するように運用されている投資信託のことです。事実上、該当する株式市場全体などに投資したのと同じことになるため分散効果による安全性の高さや株式市場全体の成長を資産形成につなげることができるとして人気の金融商品です。

購入している株からの配当も分配金として支払われるため、持っているだけでコツコツとお金が増えていく魅力もあります。

インデックス投資信託のうち、証券取引所に上場されていて株のように手軽に売買できるものをETFと言います。手軽さだけでなく手数料の安さも魅力なので、こちらもサラリーマンの資産運用におすすめです。

サラリーマンの強みをいかすという意味では、毎月一定額を購入していく積立投資がよりおすすめです。

インデックス投資信託やETFの購入は証券会社の口座からも最も効率的です。

⑵株式投資

資産運用で株式投資というと「安いときに買って高いときに売る」という差益狙いを想像されるかもしれませんが、ここでおすすめするサラリーマン向け資産運用の株式投資は、そうではありません。

株を持っている人(=株主)に対して企業が支払う配当を目的に株を購入、長期的に保有し続けることで資産を増やしていくという考え方の株式投資です。

企業は業績に応じて出資者である株主に配当を出していますが、この配当が何十年も増え続けている企業であれば、十分資産運用に活用できる利回りが見込めます。

2020年時点で増配を続けている企業のうち、16年以上増配中の銘柄をランキングにしてみました。

1位 花王 30年

2位 SPK    22年

3位 三菱UFJリース 21年

4位 小林製薬 20年

5位 ユー・エス・エス 20年

5位 リコーリース 20年

7位 トランコム 19年

8位 ユニ・チャーム 18年

9位 リンナイ 18年

9位 シスメックス 18年

9位 KDDI    18年

9位 沖縄セルラー電話 18年

9位 サンドラッグ 18年

14位 サンエー 17年

15位 リログループ 17年

16位 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 17年

18位 ニトリホールディングス 16年

19位 アルフレッサ ホールディングス 16年

19位 ロート製薬 16年

19位 栗田工業 16年

19位 高速 16年

19位 東京センチュリー 16年

例えば花王の株価に対する配当利回りは、2020年12月時点で1.77%です。増配に魅力を感じている投資家が多いので株価が高く、利回りとなるとそれほど高い数字にはなりませんが、投資の安全性を考えると魅力的な利回りだと思います。ここに紹介した銘柄はこれだけの年数にわたって増配を続けて来ているので、今後も利益が上がっている限りは増配もしくはできるだけ多くの利益を投資家に還元する姿勢であると考えられます。

こうした配当狙いの株を長期保有することで資産運用効果を得るというのがおすすめのサラリーマン向けの株式投資です。

なお、株は証券会社の口座を開設してそこから購入可能です。

⑶J-REIT

REIT(リート)とは、運用対象を不動産に特化した投資信託のことです。不動産投資信託とも言います。世界各国に膨大なREITがありますが、その中でも日本国内の不動産に投資をするもので証券取引所に上場されているものをJーREITと言います。

REITは上場投信なので、証券会社の口座で手軽に売買が可能です。3〜6%ほどの利回りが出ているのでミドルリスク商品として長期的な資産運用に適しています。

⑷ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングという言葉にあまり馴染みはないと思いますので、ここで初めて聞いたという方もおられると思います。これはREITと同じように投資家から集められたお金を使って不動産に投資をするファンドのことです。REITとの違いはREITが公募ファンド(誰でも自由に売買できる)であるのに対して、ソーシャルレンディングは私募ファンド(特定の人だけが売買できる)であることです。この私募ファンドであることにちなんで、不動産私募ファンドと呼ばれることもあります。

ソーシャルレンディングは利回りが総じて高いことが特徴です。10%に達するようなファンドもあるため、JーREITよりも高利回りを狙うのであればソーシャルレンディングもサラリーマン向けの資産運用だと思います。

ソーシャルレンディングはクラウドファンディングと言ってネット上で小口のお金を集める手法がとられているため、投資をするには専門業者での口座開設が必要です。

⑸現物不動産投資

REITやソーシャルレンディングは不動産への間接的な投資ですが、ここで紹介するのは現物不動産への投資です。つまり、マンションやアパートなどを購入してそこからの家賃収入を得るという方法です。間接的な不動産投資と違い、現物の場合は最初に少なくとも数千万円規模の買い物をする必要があります。標準的なサラリーマンにとってそれはハードルが高いと思いますが、それを可能にしてくれるのが不動産投資ローンで、サラリーマンがもつ社会的信用が審査に通りやすくされてくれるという優位性があります。

ワンルームマンションなど区分マンションから初めて家賃収入が入る仕組みを作った上で、その収入から返済と自己資金作りをしていった上で2件目の物件に進出するといった流れです。

まとめ

サラリーマンの強みをいかせる投資方法はいくつも存在します。基本的にサラリーマンという属性が投資に向いているのでこのnoteがサラリーマンの方々が投資を始めるきっかけになればと思います!


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