ニュイさん3Dの馬の話とそこから見るにじとホロの3D運用路線の変わり方

*注意 この記事はほぼ自分のメモです。駄文です。

主に2.以降が主分析です。

1.どうやっているかの予想

本人のモデルの上下運動が見えないことからたぶん何かに跨った状態のモデルをおいて、背景を動かす形なんだろうなと予想。

2.使い方の分割~にじさんじ側~

にじさんじの3Dは面白いことをやるために現在技術に加えて多くのアイデアを導入してきたなと感じました。

例えば、今回のニュイさんの馬みたいに、「馬だから何かに乗ってそれを動かそう」ではなく「何かに乗ったものに対して背景を動かして、乗っているように見せよう」という現在の限界の中でいかにアイデアを活用して楽しませていくのかということを突き止めて行っていると感じました。

そのためには多少のモデル破綻ぐらいは無視して、全体の面白さを突き止めるという姿勢を感じました。

3.使い方の分割~ホロライブ側~

最近ホロライブは音楽的なステージにおける演出を特に重視して作ってきたなと感じました。

鏡面演出やレーザー光線、カメラワークなどライブパートにおけるクオリティの高さというものを突き止めてきているのだと感じました。

ただしエンタメ関連の方については既存のままで特段の進化はないのかなと感じました。

4.現在の3Dの状況予想と未来予想

まずそもそも二社が導入しているViconという機材がありますが、個人的に両社もライバーモデルのトラッキング精度に関してはその機材のほぼ限界まで到達したんじゃないかなという感じです。

つまり、どれだけソフトの方を改善してもハードの限界値に到達してしまっているので、これ以上モデルの綺麗さを求めるのは難しいわけです。

ではここでどうするのかと来たときに、やはりほかの3D空間演出に重きが置かれ始めます。

現在のトラッキング精度の中でどこまで工夫を凝らして楽しませていくかと考えるにじさんじ

音楽面での演出をとにかく強めてアイドル的な面を強めようとしているホロライブ

両社の3Dの向かう先が今からとても楽しみです。

5.追記 技術進化と海外の話

結構前のお話になりますが、Showroomで星井美希さんという「アイドルマスター」シリーズの方のライブがありまして、そのクオリティも非常に高かったことから、ほかの外部から簡単に追いつかれるんじゃないかなぁとも考えたりしました。

しかし実際にトラッキングを使ってダンスモーションの収録をしているのが現在のゲーム企業なわけですが、リアルタイムでトラッキングをしているような企業は他にもほとんどないのではないかと感じたのでまだまだこの分野で追いつかれることはないんじゃないかなぁと感じました。

ただ、最近のHololiveENの爆発的発展から必ずと言っていいほど海外からVirtual Streamerを企業が雇って全面的に売り出してくる時代が始まると思います。

今までは個人のVtuberはたくさんいました。(おすすめのNyannersさんのリンクを下部に貼っておきます)

しかし今後企業がバックについてくると、海外の進んだXR技術に日本側が押しつぶされてしまう心配もあるなと思うので、ぜひもっと開発をがんばってほしいものです。

Nyannesさんのリンク

Twitch: https://www.twitch.tv/nyanners

Youtube: https://www.youtube.com/user/Nyanners


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