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”活躍する”人は”子ども心を持っている”人かもしれない。

活躍する人に共通することは何だろうか。

私は「コトと向き合える」ことだと思う。

コトと向き合う...目の前の事柄に興味を持ち、純粋にその事柄を探求すること。

仕事柄、社会で活躍する人はどのような人か考える機会が多い。
会社で活躍する先輩、独自の道を突き進み、結果を出している友達など、社会で成果をおさめている人は コトと向き合うことに長けている。
モチベーションが目の前の事柄と結びついているのだ。

一般的にモチベーションは内発的動機付けと外発的動機付けの2つに分解できる。この内発的動機付けと外発的動機付けが影響し合い、モチベーションが上がったり、下がったりするらしい。

「コトと向き合う」ことは内発的動機の1つであり、結果を出せる人はなぜ無意識的にコトに向き合えている。

私の友人の例を紹介したい。
作曲家の友人は曲作りを始めると、脇目も振らず数時間もの間、楽譜や楽器と向き合うらしい。また、ビジネスで成果を出している友人は、単純に課題解決が楽しくて仕事に向き合っているらしい。

この2つのエピソードを聞き、私は「純粋さ」を彼らに感じた。純粋に自分の好きなことに没頭しているように思えたのだ。

この純粋さは、子どもに通ずるものがあるように思える。子どもは好きなこと、興味があることには没頭する。大人から見たらくだらないと思うことも、自分が飽きるまで徹底的に探求する。この子どもらしさは「コトに向き合うこと」に近いと思う。

コトと向き合えている人は、まるで子どもかのように、その事柄に没頭できているのだ。

大人になるにつれ、他人からの評価や社会的信用など多くのしがらみに気づき、純粋にコトに向き合う機会は減ってしまった気がする。

成果を出したい、承認されたいと思いもがいているうちに、「コトと向き合う」ことを忘れていた気がする。むしろ、「コトと向き合う」方が、成果への近道だと言うのに。

何となく、上手くいかない。モチベーションが上がらない。と悩んだときは、「向き合えるコト」を見つけてみるのが良いかもしれない。

私も子ども心を思い出して、没頭できる何かを見つけてみようと思う。

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