ある日、天国を見学。
案内人は醜く年老いた女。
天国には不似合い。
別の日、地獄を見学。
案内人は私好みの男。
あの案内人にもう一度会いたい。
私は生き方を変える。
悪行三昧の日々。
これで彼に会える。
そして、最後の日を迎えた。
彼に会えるのだ。
私は天国の案内人になっていた。
間違えたのは私か神か。
🐈⬛
私はどっちに行くかしら。両方無いのかもしれないけれど。
全く考えられない場所かな。良いところだったらいいな。
何も無い方がすっきりするかな。
ねえ、あなたと、また会えるかしらね。
#140字小説
#天国と地獄