【キャピタリストの本音】上手な資金調達と下手な資金調達
こんにちは。
ベンチャーキャピタリストJです。
今回は、
エクイティファイナンスの評価尺度を
お話したます。
目次
1. シード、エンジェルラウンドについて
2. シリーズA以降の調達難易度
3. 上手な資金調達方法
4. 下手な資金調達の先に待っているもの
シード、エンジェルラウンド
このラウンドでは、イメージとして〜50百万の調達が一般的で、
主にエンジェルまたはシードVCから調達する事になるかと思います。
正直、このラウンドでは特に調達の上手い下手はありません。
問題は、この後のラウンドです。
誰から、いくら集められるか。
ここがポイントです。
集める金額ではありません。
誰から、集めるか。
これが非常に重要です。
では、続いてシリーズA以降を見ていきましょう
シリーズA以降の調達難易度
シリーズA以降の調達額は肌感覚で億単位の調達、
資金調達の難易度は以下のイメージです
シリーズA : 難易度 低
シリーズB : 難易度 高
シリーズBの後 : 難易度 中
現場の肌感覚だと、これが難易度感だと思います。
上手な資金調達方法
上手い資金調達とは、
適切なタイミングで適切な投資家から集めているか
これで測る事ができます
それでは、
どのタイミングでどの投資家から調達していれば、
「上手な資金調達」と言えるのでしょうか。
まとめ 下手な資金調達の先にあるもの
最適な投資家から最適なラウンドで集められ無かった場合、その先に待っているものは
そのラウンド以上のラウンドが実施できなくなる。
これが一番確率として高いです。
よくあるのは、資金調達金額が下がっていくパターン。
ベンチャーの資金調達は、回数を重ねるほどラウンドあたりの調達額が大きくなる資本政策をとっているのが普通です。
これが、前回と同じラウンドと同額、または少ない金額となると、
資本調達失敗のニオイが漂ってきます
これを避けるためにはやはり、
適切なタイミングで適切な投資家から調達
これが非常に重要になってきます
では、それを見極めるにはどうすれば良いのでしょうか。
それは、また次の機会に…。
ベンチャーキャピタリストJでした。