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「いい写真は誰でも撮れるその2」に参加して

先日、写真家の幡野広志さんが開催する写真のワークショップに参加した。

以前おこなわれていた「いい写真は誰でも撮れる」の時もだったが、今回も参加枠を確保するのはかなりの激戦だったようだ。
その中で運良く取ることができて、ほっと一安心したのを昨日のように覚えている。それくらいあっという間に当日を迎えた。

1回目のワークショップを受けてからちょうど1年くらいが経った。
この1年間はカメラをずっと持ち歩いていた。5回くらい忘れてしまった日があったので360日くらいはカメラを持って出歩いていたと思う。
家の中でも首からさげていることが多く、最初は妻も息子たちも「カメラマンだ!」と笑っていたが、その反応も毎日続くとなくなっていき、自然な様子が撮れるようになった。
少しずつ写真を撮るということが日常に溶け込んでいった。最近は「電気消すおじさん」に昇格した。

それは家だけでなく、仕事場の保育園内にもゆっくりと浸透していった。保育園の様子をたくさん撮って、それを園の廊下に掲示したり、保育実践の発表に使用したりするようになった。

車内では僕は運転していることがほとんどなので妻や息子たちが撮ってくれることが多い
ケーキを食べるだけでもちょっとした記念になる
お菓子を食べている息子たちはとても幸せそうでよく撮ってしまう

撮ったものをパソコンで現像する作業も週末の日課になった。好きな音楽やラジオを聴き、少し濃いめに淹れたコーヒーを飲みながら行うこの時間はとても心地よく、楽しい時間になっていった。

パソコンのデスクトップの背景が定期的に変わるようになった
お気に入りのマグカップは被写体になることが多い

そのタイミングでの2回目のワークショップ。幡野さんの話は終始一本の思いの元、進んでいったように感じた。その中で、この一年間で僕がやってきたことの振り返りと、新たな課題を得ることができた。あと、途中に入る昼食は幡野さんが講義する裏で調理が始まり、目と耳と鼻を刺激する演出が素晴らしかった。もちろん最高に美味しかった。

ワークショップの会場はとても落ち着く雰囲気だった
美味しすぎてフォークがとまらず、すぐに食べ終わってしまった

幡野さんのワークショップを受けて、写真を撮るようになってから、間違いなく生活がより豊かになった。
それは物理的に楽しいイベントが増えたのではなく、今まで過ごしていた日常の延長の中で、ちょっとした違いや面白さに気づくことが増えたからだと思う。
それを裏付けするような話を聞くことができたし、今回はより実践的な内容もあった。ワークショップが終わるころには試したいことがたくさん湧いてきてワクワクする気持ちに溢れていた。



こんな楽しい日常を作るきっかけをくれた幡野さん、このワークショップに関わった方達には本当に感謝をしています。ありがとうございます。

これからも、たくさん撮って現像して、考えてを繰り返していきたい。今回も最高な一日でした。

白い被写体は難易度が高いということを知ったけど、お気に入りなのでやっぱり撮ってしまう
美味しそうなものは絶対撮る
好きなものを身に付けて出歩くとそれだけでテンションが上がる

最後までお読みいただきありがとうございました。

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池田翔太
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