池田翔太

4歳、6歳の男児2人の父。日々生活している中で感じたこと、体験したことを書いています。

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  • フローレンスのメンバー勝手連

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    フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https://florence.or.jp/

最近の記事

いろいろな節目の家族旅行

4月から長男が小学校に就学する。妻も社内異動で数百メートル先に勤め先が変わる。僕も同じく社内異動が決まり都内勤務になる。次男は年少から年中へ進級する。大小はあるが、いろいろなことが重なり家族4人とも変化がある4月となる予定だ。 特に長男の変化が一番大きい。小学校に上がると義務教育が始まり、授業という形態になる。家族で一番真面目な長男はきっと今のように平日に休みをとって出かけることはしたくないと言うだろう。 妻と僕は平日休みの混雑が少ないお出かけが好きなので、一旦平日休み旅行

    • 雪の日に無我夢中になった

      先日の雪の日、たくさん写真を撮った。 寒くてたまらなかったのに、気がついたら遠回りして写真を撮りながら帰宅した。 家に着くと全身雪だらけになって帰ってきた僕を妻が迎えてくれた。 「お風呂すぐに入れるよ」 と呆れながらもタオルを渡してくれた。 撮っている時の記憶は曖昧で、家に帰って寒さが落ち着くいてくると謎の高揚感がしばらく続いた。 その日、寝る前に少し前から読み進めていたワタナベアニさんの「カメラは、撮る人を写しているんだ」を読んだ。15章〜17章の部分だった。 その

      • 「いい写真は誰でも撮れるその2」に参加して

        先日、写真家の幡野広志さんが開催する写真のワークショップに参加した。 以前おこなわれていた「いい写真は誰でも撮れる」の時もだったが、今回も参加枠を確保するのはかなりの激戦だったようだ。 その中で運良く取ることができて、ほっと一安心したのを昨日のように覚えている。それくらいあっという間に当日を迎えた。 1回目のワークショップを受けてからちょうど1年くらいが経った。 この1年間はカメラをずっと持ち歩いていた。5回くらい忘れてしまった日があったので360日くらいはカメラを持って

        • 初詣

          1月8日と9日で初詣に千葉県の成田市にある成田山新勝寺に行った。僕が物心ついた時から初詣は新勝寺に連れて行ってもらっていたので、なんとなく、新年になったらここに行かないと気持ちが落ちつかないのだ。幸い、妻はそうゆう部分にこだわりがない人だったので結婚してからも変わらず行くことができている。 ただ妻も僕も人混みが苦手なので、三が日は外して行くようにしている。少し時期が遅いかなと毎年思っていたが、先日ラジオを聴いている中で、初詣は1月15日までに行けば良いとラジオパーソナリティー

        いろいろな節目の家族旅行

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          いい写真を撮りたいと思い続けた年

          今年の2月5日、写真家の幡野広志さんの写真のワークショップに参加した。その日から写真を撮り続ける日々が始まった。 仕事の日でも休みの日でも、家の中でもカメラを持ち続けた。 こんなに続いていることってもしかしたら人生で初めてのことかもしれない。それくらい撮り続けた。 幸い仕事場でも写真はとても役に立った。 職場用にSDカードを用意して、普段の園の子ども達の様子を撮りまくった。おかげで園児達からは「カメラマンだ!」と一時期あだ名をつけられた。でも、それも日常なものになって慣れ

          いい写真を撮りたいと思い続けた年

          家族みんなが惚れた場所

          今年は記録的な暖冬で、12月になっても半袖でも過ごせる日があったくらいだった。 そんな季節外れの暖かさが続いていた11月頭の連休で今年最後のキャンプに行った。 今回利用したキャンプ場は千葉県の館山市の漁村にある冨崎館という場所だ。キャンプ場にしては変わった名前だと思うかもしれないが、それは自然な反応かもしれない。実はこのキャンプ場は以前は旅館業を営んでいたそうだ。それが数年前の台風の被害で建物が半壊してしまい、クラウドファンディングで現在の姿になっているという。新鮮な海鮮を

          家族みんなが惚れた場所

          ご褒美と実感の味

          息子達の運動会の観覧に行った。 今年は11月に入っても暖かい日が続いていたのに、運動会当日は急に冷え込んで寒くなった。慌てて防寒着をクローゼットから引っ張り出して会場へ向かった。 長男も次男も参加する競技は音楽表現、徒競走、器械体操(マット、鉄棒、跳び箱)の3つだった。 息子達は年長と年少にそれぞれ属している。したがって長男にとっては保育園での運動会はこれが最後になる。 運動会に向けての活動が始まってからは、長男からの保育園での出来事の話の内容は 「今日は○段跳べたんだ!」

          ご褒美と実感の味

          それぞれの思い出〜八丈島旅行⑥〜

          「お客さんは運が良かったですよ。ここ最近は天気が悪い日が多かったから」 空港へ送りの車内で、レンタカー屋の旦那さんが話してくれていた。 「今年は掻き入れ時のお盆に台風が重なって大ダメージだったんですよ…」 旅行ではその土地の良い部分しか見えないが、その時の旦那さんの表情からほんの少しだけ、島暮らしの大変さを垣間見た気がした。 無事に余裕を持って空港に着いた。 「またぜひいらしてくださいねー!」 と言いながら車は去っていった。 搭乗手続きを済ませようと空港に入った

          それぞれの思い出〜八丈島旅行⑥〜

          絶品料理と猫〜八丈島旅行⑤〜

          「まずはベースになる砂の色を選んでください」 工房の一室で講師の方が丁寧にジェルキャンドルを作る工程を説明してくれている。 この旅行の記念に何か作ろうということで体験工房に来ていた。 講師の方の優しい眼差しを子ども達も感じ取ったようで、リラックスして色々と疑問を投げかけながら制作を進めていった。 「同じご兄弟でも制作への取り組み方がまるで違って面白いですね」 と講師の方が楽しそうに話してくれた。 長男はじっくり熟考しながら進めていくので、何かを選択する際は時間をかけ

          絶品料理と猫〜八丈島旅行⑤〜

          人生初めての飛び込みと海亀〜八丈島旅行④〜

          「ねぇ、お父ちゃん、お散歩行こうよ」 息子達からの提案がきたのは午前6時。 この日も変わらず我が家の朝はしっかり早い。妻だけは寝ている。 外に出る準備をして3人で静かに部屋から出た。ホテルのロビーから外に出ると、日差しは厳しいが日陰はひんやりしているし、爽やかな海風も吹くので過ごしやすい。 島の朝晩はしっかりと涼しくなるので、一昔前のメリハリのある夏のようで嬉しくなった。 ホテルの周りをひと回りした。熱帯地方独特の草花が至る所に咲いていて、異国感が漂っていて歩いているだけで

          人生初めての飛び込みと海亀〜八丈島旅行④〜

          一生記憶に残る景色〜八丈島旅行③〜

          「ガタガタ道だー!ディズニーのアトラクションみたい!」 息子達が嬉しそうに騒いでいる。 八丈島のシンボルとして大きな存在感を放っている八丈富士という山の途中にある「ふれあい牧場」という場所に向かっているところだった。 牧場に到着する頃にはすっかり雨はあがり太陽の光も戻ってきていた。「ふれあい」という名前はついていても実際には柵の外から放牧されている牛を眺めるくらいだが、景観が最高に良いとの評判だった。 八丈島の街や港、空港が一望でき、評判以上に素晴らしい景色だった。そして何

          一生記憶に残る景色〜八丈島旅行③〜

          白熱!雨宿りの中で始まったチキンレース!~八丈島旅行②~

          「朝だよ。お父ちゃん、もう外明るいよ」 長男の声で目が覚めた。時計を見るとまだ6時半を回ったばかりだった。 昨日早めに寝たからではなく、長男にとっては普通の起床時間…何なら少しゆっくりなくらいの時間である。彼はいつも5時半頃に起きてリビングに降りていき、本を読んだり好きなアニメを見たりして朝活するのが習慣になっている。 すっかり目が冴えている長男の相手は暗黙の了解で私が担当することになっているが、その日は珍しく次男も起きてきたのでタオルをとって三人でホテルの大浴場へ行くことに

          白熱!雨宿りの中で始まったチキンレース!~八丈島旅行②~

          3便に乗って〜八丈島旅行①〜

          今年の夏も世間一般からは少し遅れたタイミングで4日間の休みをとった。僕と妻は俗に言うエッセンシャルワーカーなので、お盆休みの期間に休みを取る年は社会人になってからは一度もない。 お盆特有の混雑さが少し落ち着いてから休みが取れるので僕はこの休みの取り方が気に入っている。 今年は次男が「沖縄に行きたいなー」と常々言っていたのでその希望を叶えたいと思っていた。例年旅費を抑えるために、貯まったマイルで交通費を抑えている。今回も溜まったマイルを使おうとサイトにアクセスした。 すると保

          3便に乗って〜八丈島旅行①〜

          好きな場所や景色

          息子たちが楽しみにしていた祖父母の家へのお泊りの日。彼らを送りに妻の実家へ向かった。 祖父母の家に着くなり、玄関に駆け上がっていく… その後の流れは以前書いたnoteの内容と同じように進み、あっけなく息子たちから送り出されて夫婦だけの時間となった。 まずは小田急線に乗って町田にあるお寿司屋さんへ向かった。 特にしっかりとした約束をしたわけではないが、毎年一回は妻と二人だけで少し背伸びした贅沢な食事をとろうとなっていた。今回のお寿司屋さんは去年も利用したお店だった。2回目の

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          楽しくて美味い一日

          友人が車を乗り換えた。彼とは学生時代や独身時代はよく遠距離ドライブをした仲だったので、乗り換え記念に久しぶりに遠くに行こうという話になった。 長野や栃木など、これまでは日帰りギリギリで行ける場所に行っていたが、もうお互い家庭を持っているということもあり、比較的に近場の千葉に目的地を定めた。 事前に決めたのは集合時間が8時ということと、鋸山に登ること。あとは成り行きに任せる。彼と遊ぶ時はいつもこんな感じだった。 当日、きっかり時間通りに到着した彼の車はミニバンだった。 「お

          楽しくて美味い一日

          帰郷という言葉

          僕が今まで出会った人の中で一番の人格者は妻だ。そんな妻を産み育てた義父母や共に育った義姉ももちろん素敵な人達で尊敬している。 そんな義父母達の生まれ故郷は宮城県だった。長男が妊娠中に一度挨拶に行ってからはコロナの影響もあって僕らは訪れていなかった。 妻の祖父母達はご健在だが、ひ孫にあたる息子達を見せることができていなかった。毎年機を伺っていたがいろいろな事情やタイミングが合わず…今回やっと行けることになった。 義母の実家に行くと、近くに住んでいる親戚がほとんど集まってくれ

          帰郷という言葉