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結論、最も恐いのは人間です

陰のある作品が好き

私は週末よく映画を観ますが、洋画or邦画で言うと断然「邦画派」で、且つちょっと陰のある作品が好きです。ミステリー系・事件系・ホラー系・サスペンス系・ヒューマン系も好物です。(だってバトルロワイアルも公開当時ひとりで見に行ったしな!)そこで今回は、ここ最近見た映画3作品のレビューをしたいと思います。(※以下ネタバレを含みますご注意ください

「白ゆき姫殺人事件」

とある化粧品会社の美人OL(OL役は菜々緒ちゃん、スタイル良すぎてバービー人形級の美人)が、何者かに殺されるという事件が起きるのですが、この事件について、ネット&ツイッター&殺されたOLの周囲からの聞き込み情報を頼りに、綾野剛さん演じる若者テレビディレクターが、事件現場を訪れ、犯人を捜しあてていく内容です。

結果、まばらな周囲からの情報と(それぞれの証言に食い違いがあり信憑性なし)ツイッター含め、ネット上の噂だけを鵜呑みにして、明確な情報をしっかり獲得しないまま、情報収集→犯人捜し→テレビで拡散してしまった為、映画のラスト、この若者ディレクター自身がえらいことになります。まあでも自業自得。これは、現代社会へ対する教訓かもしれないです。

ネットが普及し、情報過多の時代、「何が正しい情報なのか」「今、自身にとって何が必要な情報なのか」を判断する/見極める能力を養わなければならないと、強く思います。その情報は正確なのか?まず疑え。簡単に信じてはいけない。

「告白」

ラストの森口先生の有名な台詞「なーんてね」が史上最強に恐いです。見終わった後「こっわ!!!!!」って言っちゃいました(ブルブル)R指定の作品という事もあり、衝撃的なシーンも多々あり(下村くんの母親が心中しようとする所なんか若干トラウマレベルです、サクッとやろうとするのが震えるほど恐かったです、あと爆破シーンもトラウマ、いろいろ一瞬でぶっ飛ぶ)色んな意味で重めの作品でした。

本当にぞっとするシーンが多いですが、森口の、先生としての目線ではなく、母親としての目線でのシーンは、幾度となく胸がつぶれそうになりました。子を失った親の気持ち、どれだけ辛い事か、計り知れないです。全く目の笑っていない松たか子さんの迫真の演技に、終始、目が離せない作品です。(湊かなえさん原作が続いている、、!)

「クリーピー 偽りの隣人」

私は、香川照之さんがとても好きなわけですが、現在、絶賛放送中の半沢直樹での大和田常務とは違い(お・し・ま・い・death!!)とてもミステリアス、いや、サイコパスな役柄なんです。なんというか、全体的に「迫りくる感」が本当に恐ろしくて(嗚呼、語彙力orz)、且つ、総じて雰囲気が薄暗い感じも、この話の不気味さを引き立たせています。だってね、もうね、サブタイトルが「あの人、お父さんではありません。全然知らない人です」ですから。。。。(ブルブル。。泣いちゃう。。)西島秀俊さんが出てくるとホッとします。あ、あと、とんでもねえ結末が待ってます。ここでは言いません。。。。

これから見たい3作品

恐い系ばかり見てないで、たまにはヒューマン系も見ないと、、と思っている所です。これから見たいのは、下記3作品。

「ツレがうつになりまして。」
「渇き」
「南極料理人」

また時間とって、週末ゆっくり見ようと思います。
家族が寝た後の、ゆっくり映画タイム、最高です。
その前に見た映画については、下記リンクより是非に。


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