男性Tと男性K 

男性Kの話

この鬱初期くらいから二人の男性が私の前に現れます。TとKです。
声優を挫折した後に、何とか今までやってきた事を活かした職はないかと探しているうちに偶然にも見つけ、登録し、する事が叶った某電気メーカーの店頭PRのMCの仕事でお会いした人です。一番夢に近しい仕事が出来た瞬間だったのかもしれません。

Kはその時の仕事で私達(二人いたので)担当にあたった人です。某電気メーカーの人ではなくて全般的にその家電に詳しい、ということで、その家電が常置している店舗を廻っている、いわば私達MCと店舗を繋ぐ橋渡しのような立場の人でした。(ちなみにその某電気商品もうありません。撤退してます)

その家電の基本的な事を説明され、このようにやってくださいとやり方を実践し、又戻ってきますからとどこかへ行きました。忙しそうにしていて、汗だくで仕事をしておりました。

好感が持て、又話がしたいと思ったのでメールの交換をしました。もちろん次の仕事につながるかもしれないと思ったから。実は当時の私は、声優目指していたこともあって、芝居関係で知り合った人とのメール交換になんの躊躇もなかったので、男性女性問わず私の携帯にはメールアドレスが結構ありました。機会があったらゆっくり話が聞きたいと思った人にも躊躇なく声をかけておりました。私のメルアドを教えて、Kもすぐに教えてくれました。彼も仕事柄、そうだったのかもしれません。

その時の仕事終わりは食事する暇が持てなかったのですが、後に食事する機会ができました。それは確かです。

・・・・が、マガジン冒頭に書いた通りこの辺りの時間系列がとても不明です。Tとかぶっていたかもしれないし、かぶっていなかったかもしれない。展開と私の思考の変化だけ書きます。
俗に言えば、私はこのKに恋をしたのです。久しぶりの感情でした。自分でもびっくりでした。私の最後の舞台に誘ったんですけどね、観には来なかったです。

ウッチャンナンチャンのナンチャンに似ていました。保坂尚輝さんにも似てました。そんな感じの顔で、好みでした。

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