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目の寄るところへタマ

巷で話題の「テンポスな人たち」として
『江戸の知恵✖️飲食話✖️下ネタ』
と言うお題に毎月挑戦させていただき、まる2年経ちました。

甚だお目汚しな文章ではございますが、
来年はスマイラーも100号台に突入する記念すべき辰年。

まさに天に昇る龍の如く、朝にそびえる起棒の様な新シーズンの始まり。

公衆便所の秀逸な落書き以上のユーモアと機知に富んだコラムを寄稿できるよう、益々イチモツに気合を入れて書かせていただきたい所存であります。

さて
師走の飲食店は一年の締めくくり。
忘年会にクリスマス、おせちに新年会の準備と大忙し、書き入れ時です。

製氷機やレンジなどが急に壊れたり、スタッフが置き手紙を残し、急にとんだりするのも師走です。

江戸の年末も一年も総決算で大忙しでした。
ツケや借金の支払いで、江戸っ子の心はかなり殺気立っています。

「大晦日 猫はとうとう 蹴飛ばされ」
「押入れで 息を殺して 大晦日」
「餅をつく 金がないから 嫁の尻つく」

大晦日の川柳には
切羽詰まった雰囲気が漂っています。

令和の年末はコロナ騒動も落ち着き、職場の忘年会も再開している様です。

ここ数年の新社会人にとっては、初の忘年会になる人も多いのではないでしょうか

若かりし頃の忘年会の記憶といえば、普段怖い上司のいつもと違う一面などを垣間見ながら酒を酌み交わす緊張感のある楽しい時間でした。

しかし時はコンプライアンスやハラスメントの地雷がそこかしこに潜む暗黒時代。

「懇親会・飲み会への参加は強制ですか?」「忘年会に参加したら残業代でますか?」

新人社員からこのような質問を受けたことがある経営者が多々おられるそうです。

なんとも寂しい時代ではありますが、若手が楽しく参加しやすい様な忘年会を教えてあげるのも昭和世代の役割ではないでしょうか?

しつこい自慢話や、人間的な色彩を失った、しょーもないおっさんの説教はほどほどに、今年は幹部クラスの裸踊りでフルチンをハミ出させてはいかがかなと思います。

来年からは多少の気まずさはあると思いますが、あの人はよくかぶってたから、新人のミスもよくかぶってくれる、いい人かもしれない。なんて若手からの評判の立ちが良いかもしれません。

一寸先は闇ですが、安心してください。
来年こそは一皮むけるぞ、と次の世代に紡ぎましょう。

天晴レ!にっぽん!



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