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快食パラダイス

まだまだこーも暑いと、冷やし○ンタマ饂飩とかキリッと美味いですね。○ンタマは伸び切ってますが、○ンタマはひんやりが都合いい訳です。

さて、私が飯屋を営む大船仲通商店街は
あの有名な観光地「鎌倉」の一部。
ですがキラキラした湘南のイメージは全くありません

昭和からず〜っと営業している八百屋、寿司屋、町中華に銭湯など、気合いの入った老舗が軒を連ねる「鎌倉のアメ横」

実に多種多様なモノが謎の安さで売られる
にっぽんでも数少ない現役の昭和遺跡。

そんな場所ですから、「生きる伝説」と化したレジェンドがそこいらじゅうに棲息している訳です

その中でも特に老舗、弁当屋と町中華のオヤジはリスペクトして止まない私のヒーローです。

本人達ですら、もう何十年間、飲食道を進んできたか分からず、オン年不明。

ヨレヨレの白いランニングシャツに年季の入った前掛け、背骨なんかとっくの昔に折れ曲がってるし、会話の途中でヨダレ垂れちゃうし、もうそのまんまゾンビ映画に出演できます。

このオヤジ達が気を込めて作り続けた飯が、ずーっと、商店街で働く人達の生活を支え、活気を守ってきたんです。飯に込める覇気ハンパない!そりゃ今なお愛され熱く支持されてる訳なんですよ。

愛されるあまり、所用で臨時休業すると、すぐに死亡説がながれ商店街大騒ぎ。

闘病歴も多数、入院する度に店頭には「頑張れ」や「待ってるぞ」など常連からの張り紙。店主も熱けりゃ客も熱い、泣けます。

毎回、病の淵から不死鳥のごとく復活し、また気を込めて飯をつくる姿はまさに商店街の「生きる伝説」そのものです。

そんなオヤジ達の元気の源はよく食べてよく酒を飲むこと。昔々は女だったそうですが。

遠い昔の武勇伝を語りだすと、ヤンチャな昭和の漢になっちゃって、まあ話長くなって困ります。。

江戸後期から、平均寿命70〜80歳の時代に入ったと言われていますが、人生を楽しむ人達の源にはやっぱり健全な心身を保つ「食」があります

江戸の俳人、小林一茶は毎晩の様に山芋とろろ汁を食し、若い妻をひたすら抱いたそうで、
その絶倫ライフの記録、作品の脇に「晴、三交」や「夫婦月見三交」、「夜交合七回」など当日の天気と一緒に書き残してますw

年齢重ねてなお元気
そこにある「食」
やっぱり個人的には美食や粗食よりも快食。
そして快眠&快便が営みの基本と思った訳です。

天晴レにっぽん!
一日七回は伊達じゃない!

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