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2021年面白かった漫画読書映画振り返り

前書き、過去のまとめ

個人の独断と偏見で2021年に観たり読んだりして面白かったものについての覚え書き。

↓2020年の振り返りはこちら。

↓これまでの記録はこちら。毎月書いてます。

2021年各部門

▼書籍編

掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集

こういった翻訳小説が大変好物でございまして、コインランドリーのくだりなんかもう最高ですよね。ルシア・ベルリンは刑務所で文章を書くことを教えてもいたそうで、なにそれ、受講したい人生だった。合掌。


表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

タレント本と敬遠していてスミマセンでした。面白かった。キューバとモンゴルに行きたくなる。


American Pie Slice of Life Essays on America and Japan

英語の勉強にと思って読んだが、内容そのものも面白かった。今から20年近く前の刊行なので、描かれている当時の習俗に今からみれば古い部分がないとは言えないが、根底にある日米の文化の違いやそれに向けられた慧眼は色褪せない。



▼漫画編

紛争でしたら八田まで (未完/既刊7巻)

各国情勢を踏まえた物語が楽しい。マスターキートンが好きな人は、紛争でしたら八田まで も好きだと思う。旅行したいな…。



ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ (完結/全11巻)

かわいらしい絵柄と裏腹に、戦争、心理が過酷。
この絵柄だったから読めた部分もあるかもしれない。


VRおじさんの初恋

エモい。現代的文化と現代的感覚が表現されている。VRっていいよね。ロマンがあって。


▼ドラマシリーズ編

HOMELAND 全8シーズン

始めは、双極性障害を持つ優秀なCIA捜査官という情報が気になって観始めた。中東情勢や米国内政治体制、駆け引きが面白かった。

夏から秋にかけてぐらい、2〜3ヶ月ずっと観てた。夕飯食べながら1~2話毎日観てる感じだった。
シリーズ毎に、毎話冒頭のオープニング映像のスクリプトを読んで、観て、聴いて、英語の勉強にもなった。たぶん。
HOMELANDのお陰で、以下の単語やセリフを覚えた。

裏切り者 traitor
拷問 torture
死傷者 casualties
誓う swear

what do you want?(毎話、誰かしらこれ言ってる、まじで頻出)
you will die over there.
it's against the low.

▼映画編

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

どのシーンも構図が良い。モノクロでより際立っている。
アメリカの田舎ってこんな感じなのかな〜という、テレビみてだべってる親戚や馴染みの連中の描写も良い。
日本語タイトルのダサさはもうしょうがない。
この映画、退屈と感じる人もいるだろうしそれも分からないではないです。
監督アレクサンダー・ペイン


セブン・デイズ・イン・ハバナ

各曜日毎に監督が異なるオムニバス的な作品。
木曜の、眼鏡のおじさんがぽつーんとしてる様が好きです。引きの画が多くて、構図がいい。

あー、海外旅行したい。

エリア・スレイマン監督「木曜日」


JUNK HEAD

これを作り上げた熱量に敬意を抱く。ストーリーも出来が良い。続編作られるんだろうか?映画館に展示してあった劇中に使われた人形
も、上映後にまじまじと眺めて楽しかった。

監督 堀貴秀


SOUND OF METAL

音響が売りの立川極音上映で観た。
最近観たせいで印象が強いので、ここに書くかどうか迷った。
自宅で観るときは、なるべく音響に気を遣うと、より深い体験ができるかと思う。

Director: Darius Marder
ダリウス・マーダー(監督)


▼積読・積コンテンツ

観たい読みたいものは沢山あるわけで。
オススメありましたら、ぜひコメントください!

以下、気になっているもの、積読など。

【映画】未来世紀ブラジル

くっそ、映画館でやってたのか…観たかった…!
どこかで配信してくれないかな…

【映画】7人の侍


【映画】東京ゴッドファーザー

【本】靴ひも

新潮クレスト・ブックスは間違いない。


【本】Kira-Kira

【本】宇宙からの帰還

【本】Who Is Bill Gates?

【本】基礎からのIT担当リテラシー


【本】研修デザインハンドブック


【本】リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)


さて、みなさんの今年のおすすめ映画、漫画、本は何ですか?

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