楽しいだけではつまらない
皆さまお久しぶりです。YELLOW店主のSPです。
2週間のアメリカ買付から、そのまま向かった東京世田谷でのPOPUP。
そして自店の秋物入荷。
頭に残しておきたいことばかりが続いたのに、目まぐるしくてほぼ記憶がない。
なんとも悲しい結末。
それでも言葉にできない余韻だけはあります。
POPUPも先週末の入荷も本当に沢山のご来場、ご来店、ご購入ありがとうございました。
そして、私がアメリカの田舎のガソリンスタンドでゾンビの様に車中泊をしている時にYELLOW vintage storeが2周年を迎えました。
このくだらないnoteを読んでくださる皆さまはもちろん、通ってくださるお客様、プライベートでも付き合いのある先輩後輩。僕に関わってくれる全ての人のおかげです。
本当に少しずつなんですけど、良いお店作りができているんじゃないか。そんな風に実感できる瞬間も増えてきました。
仕入れの方にも変化があって、自分の視界に映る美に対して素直になってきた気がします。
今までは自分が着たいと思えるモノが大半を占めていましたが、その枠をとっぱらい気持ちよく買付ができたのが今回でした。
日本から1万キロ離れた土地での買付はそりゃもう労力に見合わない、日々の成果の連続。
その中の小さな積み重ねと、目に飛び込んでくる景色、文化、人によってイマジネーションが膨らむわけです。
楽しく古着屋をやりたいだけなら別に国内だけの仕入れでも良いと思うし、近い国外ならタイでも仕入れができる。でもなぜか僕はドキドキしない。
楽しさを求める反面、少しの危険と冒険にヒリヒリしたいのだ。
今の時代わざわざアメリカに行く事は馬鹿らしいかもしれないけど、きっと必要だし残っていく古着の文化の1部だと思う。だから大切にしたい。
楽しいだけじゃつまらない。
皆さん、自分の日々にヒリヒリしてますか?
少々スリリングな方が楽しいと思ってしまう僕は3年目も懲りずに古着を探しにアメリカへ行ってきます。
それではまた。
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