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エッセイ【マネタイズって……】

マネタイズができてということがnoteでも囁かれる。noteでは……

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などが使える機能としてあるかもだけど、アフェリエイトでは特定のものAmazonに限られるみたいだし、有料記事という境界線もどこまでがというのがある。作家や有料記事を書いていた特定のファンがいる人なら別だけど新規開拓という点では皆無に近いとは思う。


昔も今も「メルマガ」というのがあって、この前、ホリエモンが「中島聡さんのポートフォリオの通りに株を買っていれば、まず儲かる」とYouTubeで言っていたけど、株を四季報から引っ張りだして企業情報を読み、グロース(成長)株を探して、必要な時にその株を買ってという何十時間もかかる作業が880円で読めるのだから素人のアイデアやライフハックのみでどこまでマネタイズできるか?ということが考えられる。

例えば、1000時間で英語を喋れるようにといっても「そもそも教材は」とか「時間管理」やはたまた「勉強のしかた」までを「情報」として提供してもらったら時間の節約にはなるけど、有料なものは「精神論」や「なぜあなたはできない」というものが多いので「怪しい…」となってなかなか有料化できないというのもある。

逆に有料にされているものは、この教材でこの時間でというのが明確になっていて取捨選択がある程度できているし、それを特定の人が知っているということにもなる。


他に資料としての文章というか実際に「この商品の歴史をまとめた文章書いてよ」とか「この作品の過去の作品やオマージュ作品を1000文字ぐらいで」とかそういった形で依頼されることが多いんだよねとwebライターの友達は言っていた。調べて書いてそこに説得力のある文章を埋めるというのが有料記事の意味があるともとれる。

情報が間違っていればそもそもアウトだし、何文字という制約もあるだろうから難しいのだろうけど、そこらへんがやはり文章の上手さみたいなものが磨かれるんだろうなとも思う。

街のタウン誌の仕事をしていた人がいて、その人は基本的に「写真と雑誌の構成とイラレ(illustrator)フォトショ(Photoshop)が使えない人には仕事ないよ」と言っていた。長野の田舎でそれこそ数万部ぐらいの発行のものでそうだったので技術とはそういうものなのだろうと思う。

その人は地元にあった国立大学の学生だったらしいけど、そのタウン誌が企画されて地元のアドセンス(広告)をしている会社が街の援助をもらいながら刊行した無料で配られるミニ新聞みたいなものを編集するバイトに気楽に応募して採用されたらしいけど、素人で相当大変だったらしい。

実際に立ち上げ当初は高いお金を払って、出版から出向してもらった社員が作成しているのを教わりながらという感じだったらしいけど、それでも相当厳しく、同じように入ったバイトはほとんど辞めてしまって、その人だけが残ったらしい。

結局、そこの副編集長ぐらいまでになって、病んで会社を辞めたといっていたけど、ある飲食店の立ち上げの手伝いにきてたけど印刷物(お品書きや広告・チラシ)などの印刷物を2日ぐらいでササっと作ってきていた。

「凄いですね」と皆がほめるけど、その人は「あたりまえです」ぐらいの顔をしていた。田舎でそんな感じなのだから、都会で本当に食べてるひとの技量や技能、そして根性なんて…と考えるとカオスなんだろうなと思ってしまう。webなんかはブルーオーシャンでマネタイズできないのか、素人が作ったようなものが多くGoogleニュースなどに掲載されている。

取材してもお店もお金はくれないだろうし、ほんとうに手弁当でやっているんだろうなとも思う。田舎のひとはそれでも情報が欲しいのでうまくマネタイズできればとも思うけど…なかなか難しいんだろうなとも思う。

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