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泡で包んで丁寧に

 行ってしまう、1月がきた。
間も無く、逃げてしまう2月が来る。3月は去ってしまうし、4月は知らぬ間に終わっている。仕事柄、何年か先のことばかり考えて生きているので、カレンダーを見て「あれ?まだ2021年?」なんてこともしばしば。人生を2回歩んでいる気分。これは特なのか、特なのか...。

 そして、最近も言えない相手に職種を聞かれて悩んだのだけれど、「芸能マネージャー」って、職業カテゴリ的には「エンタメ業」なんだと思うけれど、大手転職サイトではあまりその項目はないし、今の職種としては「その他の業種」という項目を選択することになる。
専門職っちゃ専門職だけど、特殊技能が身につくということでもなければ、明確な資格や社会的評価があるわけでもない。自分でコツコツ勉強してできることを増やしておかないと、後々何も残らずに苦労するよなぁ。と焦ったりもする。

 ちなみに、うちの旦那は少々難しい仕事をしていて、「仕事自体はとてもつまらない」って言うんだけど、私は「9時-5時/週休2日」という生活を一度たりとも経験したことがないので、退社後・土日祝日 エンタメざんまいできるなんて最高じゃん!って思ってしまう。でも、旦那からしたら「24時間365日楽しい仕事してるじゃん」ということで、“隣の芝生は青い”と“この仕事は楽しいざんまいなんだ”を実感。
2017年秋に今の会社から飛び出して、「自由だぜ!」なんて思ってはいたけれど、やはり時間外も仕事ばかりしていたし、1年も経たずに(ネズミ捕りに引っかかったかのごとく)再び今の会社に戻った時、「仕事超楽しい!」って心から思えたのは、自分の中で、仕事≒エンタメ にする力をつけることができたからだと思う。1度離れてみて本当によかった。

 間にお世話になったのは、広尾にあるクリエイティブの会社。
個性が強すぎる仲間に囲まれて、CMやMVなどの映像監督・アートディレクターのマネジメントをすることで、「エンタメの土台作りをする側」の目線からエンタメを感じることができたと思うし、今の仕事でもこの時出会った方々にとてもお世話になっている。

■EPOCH Inc.
https://www.epoch-inc.jp

24時間iphoneスクロールしてるんじゃないかというほどの情報量とスピードがあるバイタリティの塊みたいな社長の元、義務は責任、責任は成長だと変換できるようになった。Dr.スランプ アラレちゃんのごとく飛び込んで・遠心力にひっぱられるかのように去っていった私にも温かかった。ありがてえです。
やはり、若くして起業して、自分の思考によって雇用を守っている人は、「めんどくさ!」と思わせつつも、最終的には変な説得力と魅力があるものだ。

 ...っと、またもやいつもの「で、何が言いたいの」というnoteになってしまったけれど、『俳優は商品であり、管理して陳列して売るもの。』という発想にはどうやってもなれないし、俳優さんがいなきゃ明日から無職だし、エンタメがなければ日々は死ぬまで曇天だし。今日も明日も明後日も、エンターテイナーがお仕事≒エンタメをエンジョイして、素敵なエンタメをお届けできるよう、わたしもエンタメを補給しながら、多くを学び取りながら働こう。エンタメの裏側までもが、エンタメであり続けるように。


 そうそう、この記事は、大好きな「洗車中」に書き始めました。IMAX®︎並みに臨場感あるんだよ。
 それではみなさま、引き続き良い連休を。