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未来は自分で切り開ける??研究者たちが出した悲しい結論。。


「人生は自分で切り開くもの✨
すべてはあなた次第✨」



よくこんなフレーズを耳にします。

とても勇気づけられますし、人生を前向きに生きられるように思います。
私もこの言葉はとても好きです^_^



でも、本当にそうでしょうか??


私達は全て自分の選択で人生を切り開いているのでしょうか??


この疑問は1000年以上、哲学者の間で

「自由論」と「決定論(運命論)」

として多くの議論がなされてきたようです。


自由論とは、すべての物事は自分の意思で決定している、という考え方。

一方、決定論とは、すべての物事は環境によって決まっており、あとから自分が決定したと認識しているだけ、という考え方です。


皆さんはどちらだと思いますか??



最近の研究結果ではこんな結論が出ています(参考)。


「ほとんど決定論」





え、うそ。。。


なんか、ショック受けません??


あれ、じゃあ私達が日々楽しんだり悲しんだりして生きてるこの人生は何なの??

全部決まってるって事??

じゃあ、もう頑張る意味ないって事??



お先真っ暗、生きる意味を失いかけないこの事実。

実際、「自由意志なんてない」という話を聞いた人は不正行為に走ったり他人へ非協力的になったりするようです。


でも!!!


私がここに書きたいのはそんなことではないっ!!!


私が提案したいのは

「自由論:決定論=1:9」


つまり、ほとんどは自分で決められず、すでに決まっている事だが
少しだけ自分の選択の余地がある、ということです。


例えるなら、ガンジス川に住んでいる魚はどう泳いだって川の流れの影響を受けざるを得ない。でも、泳ぐ方向は少し自分で決められるよ。
でも、他の川に行ったり、陸に住んだり、地球以外に住むのは無理だよね。
と言った感じです。


人間も全く同じだと思います。

どこに生まれるか、どんな性別で生まれるのか、どんな両親・家族のもとに生まれるか、どんな遺伝子(知能・身体)を持つのか、どんな文化の土地で育つか、、、

これらは全く自分で選ぶことができませんが、自分の人生に大きく大きく影響します。

もし、全てが自由論だとすると、一般的に恵まれない環境・遺伝子と言われるもので生まれた生まれた人たちに、「全てはあなたのせいだ」と言うことになります。
また、生まれつきお金持ちや美しい外見に生まれた人達が「全てこれは私のせいだ」と言うことになります。

これは全くもって納得いかない。


だから決定論9。


でも、この決定論9はこんな風にも言い換えられます。

「あなたの今の現状はとても辛いかもしれない。でもそれはあなたのせいじゃない。あなたは悪くない。」
「あなたの今の現状はとても恵まれているかもしれない。でもそれはあなたのせいじゃない。周りに感謝して生きよう。そして、恵まれない環境にいる人達を助けよう。」



そして残りの自由論は1・・・

生まれ持った環境(遺伝子・親など)は変えることはできない。


でも少しだけ、人生は変えられる。

その「自由論の1」はとってもとっても大切。


自分で選んだという充実感。
自分で進む方向を切り開いたという満足感。


これはたった1だけど、本当に大切だと思います。

問題はなくならないかもしれない。

でも、その問題を問題と捉えないという「ちょっとした変化」さえあれば
見える世界は大きく変わると思います。



まとめると、


「環境に感謝しつつ、自分で選択していこう」


これが私の「決定論9:自由論1」の見解です。


みなさんはどう思いますか??
ご意見など教えてくれると嬉しいです!



長文にお付き合いくださり、本当に感謝です。
あなたとここで巡り会えた「環境」に感謝!!!
そして自分のnote投稿という「選択」にバンザイ(*´꒳`*)

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