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実りの秋~感謝~ と 農業WEEK2024

皆さんこんにちは!
株式会社楽々(らら)の駒場です。
最初に・・・ここに書いたことは私がお仕事柄集めたデータ等をもとにしていますが、リンクやデータを貼って「私の言ってることは本当よ」という
ものものしい文章より、日々の生活の中で「そっかあ」と思っていただきたく、少しぼかして書いています。
でも・・・それをきっかけにして「ほんとはどうなの???」とご興味を持たれた方は、是非、検索をしてみてくださいませ。
そして、たぶん。お会いしたことが無いみなさんと私の間の、考えのやり取り。会話。みたいなことが起きたら面白いな と思います。

さて、2024年も秋を迎えようとしています。
私も激動の1年になりそう。。。だけれども、もっともっと大きなニュースにあふれている1年になりそう・・・ですね。
今年は、昨年のお米の主要産地の作柄状況から、終盤「お米が買えない!」というニュースを耳にしましたが、今年はどうでしょうか。。。
同時に「どうしてお店でお米が買えないのに、外食ではお米がなくならないの?」という質問もたくさんいただきました。

私が住む新潟では昨年「共済」が発動したということで、農家でない方々にも少し動揺が走りました。たぶん、その時に「これはお米が足りなくなるな」と思っていたプロも多かったはず。。。
共済→農業共済 とは、天候や環境などと戦う農家さんたちを守るための保険で、天災地変や対応不能の不作などの際に保険金がいただける仕組み。。。(と、昨年秋、共済新聞さんから取材をいただいた際にご説明をいただきました)ですが、やはり普通に生産できるより収入は減るということでご苦労されているお話をずいぶん耳にします😿

ゲリラ豪雨、地震、猛暑、台風、様々な天災地変と戦う農業者へのリスペクトは、ご飯やパン。麺類。野菜。油。お肉やお魚や牛乳や卵・・・。なんでもかんでも一次産業が無ければ成り立たないわけなので、決して忘れてはならないことだと。。。私は常々、思っています。

農家さん、ありがとうございます。

そして、その農家さんたちを支えるお仕事の皆様にも感謝です。

さて、皆さん。
農家さんがいなくなって、毎年「お米足りない」「牛乳がない」などということになったら、どうしましょう。。。
私は不安になります。
皆さんは不安になりませんか?

今、農業資材がとても高額になっているのはご存じですか?
畑が不作でも、植物工場があるじゃなーい というあなた。
植物工場では電機や、植物を育てるための資材や養液がかかります。
牛さんや豚さんトリさん のごはん(飼料)なども上がっています。
そして、様々な物価があがれば 当然農家さんの収入も上がらなければ
生活は成り立たないのです。

食べ物が少なくなったら、輸入すればいいじゃなーい というあなた。
円安です。また、近いうちに「輸送」にかかる 温暖化ガス排出量も費用となって、輸入の食品や農産物も、少なからず、高くなると思います。

そして、エンゲル係数(私たちの年代では「家庭科」で中学生の時に習いました)は2021年あたりから連続して過去最高値近くで推移しています。
掲載している先によって差はあるものの27%~29%は占めているようです。

一方、有機JAS食品を志向する方が増えていることも興味深いことです。
特に20代の方々の志向が増加していることが、近年のパンデミックなどによる食への価値観の変化をものがたっていると思います。
確かに、おしゃれなカフェでも雑穀米や生産者や生産方法のわかるお野菜を中心としたプレートランチ などもよくお見掛けしますね。

ただ、それにも「お金」がかかることで。
口にするものをすべて、気に掛けることは なかなか難しいですよね。

少し、不安やネガティブなお話が続いてしまいましたが・・・・
結論!!
農家さんに感謝。いえ、一次産業者さんたちに感謝。なのです。
そして、皆さんが営農を継続していただきたい!!
当社の社員、パートさんも勿論、感謝です。
ありがとうございます!!

私たちも「食べ物」に関わる仕事をさせていただき
「資源」循環に関わらせていただき、感謝です。

「楽々(らら)」という名前は お客様の目にパッとはいった時に
「たのしい、幸せ、うふふ」と笑みがこぼれて、そんな幸せな気持ちが食卓に、皆さんの人生に訪れますように。と考えつけた名前です。
お客様の幸せは、売り手の幸せ、作り手の幸せになる。
ふと、思うのです。あん〇んまんのジャ〇おじさんや、バ〇子さんのように、「おいしくな~れ」と作っていただいた食べ物は、きっと、人の体に良いと。
逆に、苦しみや恨みつらみ・・・みたいなものを感じてできた食べ物は、どうなのでしょう。私はあまり、かな。

さて!もう少しいたしますと、各地で「楽々ひらたけ」を少しずつ、見かけていただくことがあると思います。
(各地で生産や販売が始まるときに、別途ご紹介させていただきます!)
中には、有機JAS取得のものもあります。
みなさん、ほんとに楽しくきのこをつくってくださり、感謝です。
そんな、楽しくつくってくださっている「楽々ひらたけ」。
少しだけ「うふふ」と思って、召し上がっていただければ幸いです💛

また、当社の発酵菌床は使い終わった後も、微生物が更に世代交代し、今度は土壌を豊かにしてくれます。
このような循環をする農業を~炭素循環農業~というのだそうです。
素敵ですね、壮大ですね。地球上で炭素が循環して お野菜や果物やお米や小麦ができる。

そしていま。その発酵菌床を再発酵させた有機JAS適合農業資材を使い、全国数か所で農地にお使いいただき「試験栽培」を始めました!!
(私どもの「農地」リスペクト(圃場。畑や田は土も、水も、住まう微生物も、これまで使ってきた資材も違う))から、いくつかの産地で鉄骨でできたハウスの中を中心に試験いただいています「土を入れ替えることが難しく、雨に打たれない」ので、土の状態を改善することが難しいのですが、同じ農作物を続けて作ることが多いので「連作障害」といって、土の中の微生物菌叢や成分が偏重してしまいがちなのだそうです・・・。

そして、どうにも当社製の有機資材が気になり検査に出してみました。。。

楽々の有機JAS適合資材を分析いただきましたところ、多様な微生物が活発に活動していることが科学的に評価されました

と、ともに 当社工場内でも農業大好き「S」さんが、最寄りの営農指導の先生にご指導いただき「有機の育苗(有機JASをとることができる資材で野菜やコメの苗を育てる)」や「慣行の育苗(通常の農業で使用する資材で野菜やコメの苗を育てる)」のテストを日々、おこなっています。

当社工場でつくった発酵菌床→キノコ生える→発酵する→たい肥化→苗をつくる という炭素循環型農業を少しだけ、トライしているのです!!

ということで、その苗と有機JAS適合資材をもって・・・・
農業WEEK@幕張に。今年も出没いたします。
日本最大! 農業と畜産の展示会|農業WEEK (jagri-global.jp)
「農業脱炭素・SDGsゾーン」におりますよ~~
今年のテーマは ~発酵で世界を循環する~ 第一章 炭素循環 です!!
壮大でしょ(笑)
昨年、大勢の農家さんから「この資材を売ってくれ!!!」とお声がけいただいていましたが、やっと準備ができました!!
お断り申し上げた方々、ごめんなさい・・・・

今年は、ご注文いただけますので 是非是非、おいでくださいませ。
また、展示会には行けないけど 発酵菌床100%の有機JAS適合資材が欲しい!!という方は、当社HPからご連絡ください。