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キャチコピーだけじゃない!ボディコピーの面白さ

こんにちは、コピーライターのオオニシです。

今回はキャッチコピーとボディコピーについてのお話です。

キャッチコピーとは、商品やサービスを訴求するために「短い文言」で表されたフレーズです。特長や持たせたい印象を上手く表すことで、お客様の心を関心や消費に向けるための「つかみ」になる大切な広告の要素です。

企業研修の際に、時々「キャッチコピーについて教えて欲しい」というリクエストをいただくことがあります。キャッチコピーってすごく魅力的なんですよね。名作コピーもたくさんありますし、パッと目に入ってきた時のインパクトもあります。まさに「コピーライターの仕事=キャッチコピー」と言っても過言ではありません。

一方、ボディコピーには、キャッチコピーでつかんだお客様に向けて「なぜキャッチコピーのような言葉を伝えたいのか」をより深く伝える役割があります。その商品やサービスの本質や魅力をキャッチコピーよりも長い言葉で表します。キャッチコピーの下支えをする役割がありますが、キャッチコピーに比べると少しマイナーな存在かもしれません。

キャッチコピーだけで商品やサービス、ブランドの全てを伝えるのは至難の業です。ボデイコピーだけでは興味を持って読んでもらえない。なので必ずと言ってもいいほどに、キャッチコピーとボディコピーはセットになっています。

キャッチコピーを「つかみ」にして、ボディコピーで「深く掘り下げる」。広告ではありますが、まるでコラムやエッセー、時には詩のような一つの作品としての味わい深さがあります。

私の好きな名作ボディコピーは、コピーライター児島玲子さんの手掛けられた「日本ペットフード」の広告コピー『死ぬのが怖いから 飼わないなんて 言わないで欲しい』のボディコピーです。

ここで画像を貼るのはちょっと野暮かなと思いましたので、ぜひ検索をしてみてください。名作と呼ばれるボディコピーは他にもたくさんあります。ボディコピーってすごい!面白い!ってきっと思えますよ。

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