証券取引所

Proverb of the stock market quotations

今日のタイトルは「株式相場の格言」です。

株式相場に限らず、格言は参考程度に気軽に楽しむことがあります。

ある見方に対して、反対側からも考えてみると面白いものです。

まずイギリスの相場格言で、ウォール街でもよく使われている有名な
格言です。

Don’t put all your eggs in one basket.(ひとつのカゴにすべての卵を盛るな)

ひとつの銘柄に集中投資するより、いくつかの銘柄に分散して投資する方が
効率のよい投資が期待できるということです。

一方で、ハイリスクにはなりますが、例えば、投資できる金額がかなり限られている場合、それなりのリターンを得ようとすれば、短期・集中投資が
必要な場合もあります。

何かを選ぶというのは、見方を変えれば、その他を選ばないという選択を
するということです。

結婚相手を選ぶ場合も誰かをパートナーに選べば、その時点では他のひとを
選ばないという選択をしたことになります。

子供の頃から運動神経が抜群で、いろいろなスポーツができる子供でも
、一流のアスリートになるには、取り組む種目を絞らないといけない時期が
あります。水泳という競技に限っても自由形、背泳ぎ、バタフライ、平泳ぎ
の内から得意なものを集中的に伸ばしていかないと一流になれません。

日本の格言で干支によって相場の傾向を言い表した有名な言葉があります。

「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」

新年になると、株式市場ではこの相場格言を使って、その年の相場を予想
するのが恒例のようになっています。

今年は子(ね)なので、格言通りの「繁栄」となるのでしょうか?

11月の米国大統領選挙に注目しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?