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売れる必然を作る

自社の商品やサービスを売る際、まずそれらの機能や詳細のアピールに専念しているのをよく目にしますが、順番が異なります。

え?!っと思われる方が多いのかなと思います。それに、順番って何?って思われますよね。
自社の商品やサービスを売る際にまず必要な訴求は何だと思いますか?

それは、商品やサービスを購入する瞬間の状態を思い浮かべてみると分かり易いです。
ざっくり言うと、「感情が大きく揺れ動いた時」がその瞬間です。
感情には、楽しい・美しくなれる・非日常を味わえる・見た事ない!・プレミア感・安心感・モテそう・効率が良い・美味しい・権威性・興奮するなどありますよね。
その感情の振り幅が、これまでや日常とは違う大きな「差異」として感じられた時、商品やサービスは売れるんです。

となれば、まず何を訴求すると良いかが見えてきますね。
そうです!その「差」をイメージできるような訴求をすれば良いです。イメージが具体的になればなるほど購買欲が上がり、売り上げに繋がります。

例えば、コンビニで新商品のシュークリームを目にしたとします。
そのシュークリームのパッケージにはこう書いてあります。
「今までにないパリフワ生地と低糖質だけどコクのある満足感が味わえるクリームをサンド」
いかがでしょう?スイーツを食べたいけれど罪悪感を感じる方でも食べてしまいそうになりませんか?
罪悪感を押さえつつ、でも味にも満足のいくスイーツが食べられるこの上ない幸せ。
これなら我慢しなくていいや!と買ってしまいますよねw

では、あなたの商品やサービスには「何が求められていますか?」
買い手側がその商品やサービスを手にした理由は、あなたの考える理由とは大いに異なる事があります。もっと言うと、その商品やサービスを手にする事で「どんな変化が起こりますか?」この行動や言動の変容こそが、お客様が求めている価値です。

そんな事言っても分からないな...
との声が聞こえてきそうですね。
そう思った方は、あなたの商品やサービスを熱量を持って購入してくれたお客様へ聞いてみると良いです。シンプルです。
どうして購入してくださったのか。
それを購入された事でどのような価値を見出してくださったのか。

お客様の声を拾い上げる所に鍵があります。
お客様は価値の対価としてお金を払って下さいます。
その価値を最大化する事で、アップセルが可能となりUGCが生まれてきます。

この工程を経てあなた自身のブランドが構築されていきます。

まずは、お客様目線で、何がお客様にとっての価値なのかを見出してみましょう。
ここで大事なのは「お客様目線」です。
そして、その価値に沿った訴求をし、その後に商品やサービスの機能性や詳細などを訴求してみてください。

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