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【意外と多い「返信なし」】サークルへ送ったDMが返ってこない背景と対処法

 憧れの大学生ライフを楽しむべく、サークルについて大学の情報誌やSNSで情報収集をし、いざサークルにDMを送ってみたものの、一向に返信がこない、、、。そんな事態は結構よく起こることで、実際に私も3割ぐらい返信が来ませんでした。

 どうしてそのようなことが起きるのか。その原因は大きく2パターンに分けられます。

※以下、DMの書き方自体は問題ないという前提で話を進めます。
DMの書き方については以下の記事をご覧ください。


(1)新歓担当者が確認していない・送受信エラー

 一つ目の類型はそもそも新歓担当者に「見られていない」というものです。

 大学のサークルの運営は一部を除き、割とテキトーです。そもそも、しっかりとした活動をしたい人は「部活」に入るわけですから。
 もちろん、サークルに真面目な人が誰一人としていないわけではありませんが、真面目な人はサークル長や会計係、文化祭係に就く印象で、それらと比べてしまうと個人的にはあまり新歓担当者がしっかりものというイメージはありません。

 そんなわけで、新歓担当者がまめにDMを確認しないうちにどんどん下に隠れていってしまい、結果、返信が来ないということになります。

 また、単純に送信エラー・受信エラーによって機械的に到達していない場合もあり得ます。

 以上のような場合、新歓担当者の目につきやすくするのが大切ですから、他のSNSのアカウントないし指定のメールアドレスに送ってみましょう。X(旧Twitter)では返信が来なかったけど、インスタグラムでは返信をもらえたといったことはよく起こります。一番稼働しているSNSアカウントにDMを送ってみるのが効果的です。

 なお、個人的には新歓期間(3~4月)だと3日待っても返信がなければ、きっと気づかれていないのだと思います。


(2)募集期限・募集人数の超過

 もう一つはDMが送られてきていることは気づいているが、意図的に返信していない、すなわち、「見ていない」パターンです。

 これは人気なサークルで多い類型です。よく見ると新入りメンバーの募集期限が4月上旬という早い段階で設定されており、自分がDMを送ったときには既に募集期限を過ぎている可能性があります。
 また、来てほしい新入りメンバーの頭数が既に十分に確保できているため、それ以上のDMは無視という対応をとる場合も少なからずあります。
(私がDMをしたサークルのうち一つからはご丁寧に人数超過というご返信を頂きましたが、これは珍しいです。前述の通り、担当者としても新歓業務は結構面倒ですので)

 このように、人気そうなサークルに入ろうとする場合は一度、SNSの投稿から募集期限の有無をチェックして下さい。
 その上で、募集期限が設定されてないとなると(=募集期限の超過が原因ではないとなると)、状況は一気に難しくなります。というのは、果たして担当者が(1)に当たる「偶々気づいていない」のか、「意図的に見ていない」のかは最終的には内部の人間にしか分かりませんから。

 この場合、SNS上に「事前予約がない限り見学・参加禁止」と記載されていない限り、「お返事を頂けませんでした」と直接活動場所に伺ってみて良いのではないかと個人的には思います。

 正直、大学ではサークルに限らず何か行き詰った場合、自分から積極的に動かないと、何も始まりません。高校までのように先生が助けてくれることはないのです。

 もちろん気持ちは分かります。いきなり行って「何で無断で来たんだ!」と言われたらどうしようか、と。しかし、前述の通り、体感的に3日待って返信が来ない場合は返信が来ることはほぼ皆無です。そして、返信が来ないとなれば、結局、そのサークルに入ることは叶いません。

 そうであれば、動かずに失敗するよりも動いて失敗することの方が後の後悔は少なく済みます。これは私が個人的に後悔している点ですので、本当にそのサークルに興味があるのならば一度行ってみることをお勧めします。


冒頭写真:Pixabay(2024/3/6)

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源 勝芳(法学部生ブログ)
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