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【法学部】とある大学生の3月。

 大学の春休みも折り返しを迎える3月。段々と大学の講義がない生活が当たり前に感じ始めた頃、大学から諸々の連絡が届き始める。

 代表例は履修登録。3月上旬頃、大学から「○日~○日の△時~△時までの間に2023年度用の※シラバスを受け取りに来るように」といった趣旨のメールが送られてくる。

※シラバス:大学の講義が一覧となっている冊子

 そして、それを基に春学期の履修組みをしていく。ところで、個人的には春学期の履修登録の方が好きだ。というのは、春学期は秋学期よりも開講講座数が多く、選択の余地が秋学期よりも豊富だから。これは秋学期よりも履修組みが大変になることの裏返しでもあるのだが、「メニュー表」が分厚ければ分厚いほど私はワクワク感を感じるのだ。

 また、3月と言えば1日に新4年生は就活解禁を迎える。ただ、どうやらこの期日は有名無実化しているようで、先輩方から話を聞いても解禁日までに事実上の内定を得ている新4年生は結構いるそう。
 むしろ、これを機に※サマーインターンに向けて、自己分析・企業及び業界研究をする新3年生は少なくなく、そういった意味で、新3年生のいわば気持ちの面での「就活解禁日」という意味合いの方が強いように感じる。

※サマーインターン:夏休み期間(7~9月)に開催されているインターン。就活生側には時間に余裕のある長期休み中に企業の雰囲気・業務を知ることができるというメリット、企業側には早期に優秀な学生に接触できるというメリットがある。

 さらに、3月に入るとサークルの新歓の準備活動も盛んになる。具体的には、SNSを使った広報や新歓用のライングループの作成、ビラの準備等々。
およそ2月に追いコンが行われていたが、寂しがる間もなく、それを終えるとすぐに次年度のメンバー募集の準備へと向かうわけだ。

 そして、そうとなると3月を下るにつけ、徐々に新1年生のサークル選びも活発になる。ここ数年は諸々の社会事情で違ったが、今年は大学構内でのサークル紹介ブースが設けられ、そこに新入生が集まって話を聞く姿が戻って来ている。

 なんて言ったって、サークルはインカレサークルを含め星の数ほどあり、必ず自分自身の興味関心に合ったものが見つかるはず。ぜひ新入生には満足のいくサークルを見つけ出し、長いようで短い4年間の大学生活を存分に楽しんでほしい。

 最後にこれは完全に私事だが、私も新3年生となり早くも大学生活の折り返しを迎えることとなった。単位数的には86/136と、残り3分の1。想像するに残りの2年間は流水のごとく過ぎ去るのであろうが、それに身を任せず、芯をもって過ごしていきたい。


冒頭写真:筆者撮影



~忙しい方へのまとめ~
3月(弥生)
・履修登録
・就活解禁
・サークルの新歓活動

2月編

終わりに


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