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有機化学まとめ

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今まで、無機化学でやっていたものの、有機化学バージョンです。
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記事一覧

アゾ化合物について

アゾ化合物とは、分子中にアゾ基を待つ化合物のことを言います。 アゾ基は です。 まず、ア…

本の虫
3年前
3

芳香族アミンについて

次回のアゾ化合物で最後になるかなぁ。それ以降はたまに更新するぐらいになるかな。 さて、今…

本の虫
3年前
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芳香族カルボン酸について

今回は、芳香族カルボン酸について書こうと思います。 芳香族カルボン酸はベンゼン環にカルボ…

本の虫
3年前
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フェノール類の反応

フェノール類には塩化鉄(III)水溶液と反応して、青紫から赤紫の呈色反応を示します。この性質…

本の虫
3年前
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フェノール類について

フェノール類はベンゼン環にヒドロキシ基が結合したモノをいいます。 分子式は です。 フェ…

本の虫
3年前
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ベンゼンの置換反応

ベンゼンの置換反応には大きくハロゲン化、ニトロ化、スルホン化の3つあります。 まずは、ハ…

本の虫
3年前
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ベンゼンの性質について

本当は、ベンゼンの置換反応と一緒に説明しようと思っていたのですが、置換反応の説明とできた物質の説明も加えると凄く長くなりそうなので、次回にします。 ということで、ベンゼンの性質です。 ベンゼンは常温、常圧で無色の液体で、特有の匂いを持ちます。そして、毒性があります。 溶解性は、ベンゼン自体、無極性分子のので、水に溶けにくく、有機溶媒によく溶けます。 常温、常圧では液体なので、溶媒としての性質は、ヨウ素のような無極性分子をよく溶かします。 燃焼の様子としては、分子中に

芳香族炭化水素について

本当はセッケンや界面活性剤について書こうと思ったのですが、あれは絵などがあった方が分かり…

本の虫
3年前
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ケン化と付加反応について

ケン化について ケン化とは、エステルにアルカリを加えて加熱すると、アルコールとカルボン酸…

本の虫
3年前
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油脂について

今回は、エステルの中の油脂についてです。 油脂は、グリセリンと脂肪酸(カルボン酸の一部)の…

本の虫
3年前
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エステルについて

エステルとは、カルボン酸とアルコールが縮合したモノです。 分子式は です。 性質としては…

本の虫
3年前
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カルボン酸について

前にアルデヒドのところで紹介したカルボン酸についてです。 カルボン酸は、カルボキシ基を持…

本の虫
3年前
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アルデヒドとケトンの検出方法

この手のモノは、 「これをこうして出来た物質は銀鏡反応を示した。では、これは何という物質…

本の虫
3年前
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ケトンについて

近々、キャリア・インカレで忙しくなり始めます。出来る限り毎日更新し続けます。 では、ケトンについてです。 ケトンとは、カルボニル基に2個の炭化水素基が結合した構造を持つ化合物のことです。 そして、ケトンは第2級アルコールの酸化によって得られます。 ケトンはこれ以上酸化されにくく、還元性を示しません。