見出し画像

関係性についての考察

いよいよ明日は説明会の日。
そして、ついに、、顔合わせの日!
一緒の階でお店を構える仲間との初対面の日です。ワクワクして寝れない。
これからどうなるのか!
何が生まれるのか!
そんなワクワク前夜の心境。

奥さんと車の中でふと話していた"関係性"についてのことを書いてみたいと思います。
人間関係、社内関係、取引先関係、、
ありとあらゆるものと関わり生きている中で、うまくいく関係もあれば、うまくいかない関係だってあります。
そんな"関係性"についての個人的な意見。


初めから100点満点の関係性なんてない
今まで生きていた中で、最高の関係性ってなんでしょうか。
親友、家族、先輩、会社、仲間。
いろんな関わりを持って生きてきたわけですけれども、100点満点の関係性だったことが一度でもあったでしょうか。
例え親友と言える友達や、家族、会社にしたって、何かしらのトラブルや気に食わないこともあった。

でも、思い返してみたら総合的に100点満点を取れている関係性があるような気がします。
どうやったらそんな関係性がつくれるかを考えてみました。

個人の価値観で関係性はつくれない
個人の価値観を軸に関係性が良いか悪いかを考える人が多い。
そんな人の関係性は加点と減点の繰り返しでつくられる。
わかりやすく会社を例にしてみます。

新たに入社した会社。
期待に胸を膨らませる新入社員。
紆余曲折を経て、憧れの職に就くことができ、ワクワクしている若き青年。

この時の会社に対しての期待値が80点だったとする。
「きっとこの会社には自分が想像しているよりも素晴らしいことが待っているに違いない。」
そんな期待を胸に働き始めた。
だが、ある時にギャップを感じた新入社員。

仕事がうまくいかない。。
思っていたようにできなかった。。
だんだんと自分に自信がなくなってきた。

ここで期待点80点から減点が始まる。
70点になり、60点になり、50点に。。
赤点を下回った時についにその環境から逃げ出してしまう。
こうなった時に会社との関係性が崩れていってしまう。

その逆もあります。
うまくいき、自分の役割に気づき、充実した日々を生きていく。
80点が90点になり、100点を取るような上向きの加点。
会社と自分との関係性を考え、自分の状態に満足し、会社と良好な関係性を築く。

対照的ではあるが、どちらも1つのキーワードでつながっている。
"自分を軸に関係性を考えている"ところです。
環境ができ、自分のおかれている状況や状態で満足度を決め、良し悪しを決めている。
"自分の価値観"を軸に考えると、満足度だけで関係性を考えてしまいがちだ。

この考えでは環境の変化や周りの人の状況で満足度が大きく変わってしまう。
"個人の価値観だけでは関係性は築けない"

与えられる価値観は行き詰まる
次は相手を軸にした関係性について。
個人の価値観ではなく、相手の価値観を軸に関係性を考えてみた場合はどうだろう。

会社はどんなことを自分に求めているか。
会社の同僚はどんなふうに自分と仕事をしたいと思っているだろうか。
主体を相手に持っていき、自分がどう動くかを考える人も多くいます。
一見、これが円滑にお互いの関係性を築くこと良い方法のように思えます。

実際に経験したことなので確信を持って言えるのですが、これは序盤においては有効な考えです。
相手の喜ぶことを一生懸命やり、相手のことを考えて動く。その繰り返しで信頼関係ができてくる。
しかし、ひとつひとつ積み重ねた実績があったとしても、相手の期待が更に高まって行き詰まることがありますよね。
そんな期待の重さに押し潰されそうになっている時、100点に思えていた関係性はまたまた大きく下がってしまうものです。

相手に合わせるだけでも100点の関係性はつくれない。

共有が全ての始まり
さて。いろいろと考えた上で、
関係性の作り方において最も重要に思うことは"共有"だと思います。

①自分の価値観
②相手の価値観
この2つの価値観の共有がキーになります。
お互いの関係性を築く上で、価値観というのが大前提になってくると僕は思ってます。

自分が大切にしている価値観がわからないと、何が幸せで、何が不幸せかがわからない。
そんな人間が幸せになれるわけもない。
相手とどうなりたいのかがわからないまま関係性をつくろうとすると、100点の関係性は生まれない。

相手がどんな価値観で生きているのかを知ろうとしなければ、どんな優しさもユーモアも相手にとっては不必要なものになってしまう。
そうした状態で作ろうとする関係性はズレが生じてしまうでしょう。

よって、①と②の両方の価値観を知ることから関係性作りが始まる。
それを知るには"共有"が必要だ。
時間や、場所、出来事、体験。
あらゆることを共有していくことで知ることができる。
能動的に相手を知ろうとすればするほど、関係性ができあがるスピードは加速していく。

関係性を作るということはお互いを補うこと
車の中で口から出た僕なりの答え。
"関係性は100点に足りない部分をお互いが補おうとするとできる"
80点ぐらいだと思ったら残りの20点を自分が補う。
50点でも補えると思うのであれば自分が50点を補う。
そんな努力をすることができれば、100点の関係性は作れると思う。
そんなことを話しました。

例えば、いつもワイワイ賑やかな職場で、充分結果も出てきている状況だが、チームに1人ネガティブな考えで働く仲間がいるから80点だと感じる自分がいる。
そして、そのネガティブな考えで働く仲間は、そんな自分を変えていきたいという想いを持っていることを知る。
ただ、自分が明るい職場にしたいという想いを先行して相手に強制させるのではダメだ。
相手がどうなりたいかを価値観を"共有"して、アクションを起こす。

お互いが幸せになれるよう"補う"行動を起こして関係性を作ったとき、初めて良い関係性が生まれる。
この繰り返しによって関係性が構築されていくのではないか、と僕は思う。


まとめ
①自分の価値観を知る
②相手の価値観を知る
③価値観を共有する
④足りない部分を補いあう
このステップを積み重ねることで関係性ができるのではないだろうか。

環境のせいにせず、相手のせいにせず、自分のせいにするでもなく、お互いの関係性を考えて行動すること。
そこに良き関係性を築く答えがあると僕は思う。


#人間関係 #コミュニケーション #仲間 #共有 #思考 #人間力

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?