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"I'd love to"のススメ

この間友人と話していたとき、"あ、わたし何にでもshould/have to /need toを使っているわ…"とハッと気付いた瞬間があった。自分ではもちろん無意識だったわけだが、いつのまにか"〜すべき"という義務感を、自らに抱かせていたようだった。

これは、思えば幼い頃からの積み重ねなのかもしれない。わたしは、"〜したい"という自分の内側から出る想いより、"〜しなければならない"という外から来るプレッシャーを優先し続けた時期があった。"本当は、やりたいことがあるけど、わたしには〇〇をするという義務があるから、諦めないと"。そんな風に自分を納得させてきたのだろう。もちろん、当時は無意識だったわけだが。

そんな言葉選びの名残だろうか、どうやらこれまで、"〜すべき"という義務感を持たせる言葉ばかりを使ってきてしまった気がする。友人との会話の、ふとした瞬間からそのことに気が付いて、"このままではもったいないなあ"という気がした。そして、とあるドラマシリーズの主人公がよく使っていたフレーズを思い出した。

"I'd love to"

このフレーズ自体は、わたしも当然知っていた。だが、実際使ったことはあったのだろうか。恥ずかしながら、おそらく無かったのだと思う。

日本には、"言霊"という考え方があるが、どんな言葉を選ぶかで、わたしたちの行動や、心情が変わっていくというのは、結構正しい気がする。

"そうだ!わたしこれやりたい!"そう口に出すとき、"そうだ、わたしこれやらなきゃいけないんだ。"と口に出すとき。物事に対する捉え方、その物事を行うまでの心持ちも変わる。

"わたしは、これをやりたい。だからやる。"そうやって、やりたいことを選んで生きている。そう実感しながら生きる人生の方が楽しそうだ。

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