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伝える能力が格段に上がる!「感情」と「事実」を分ける手法

あなたが何かを人に伝えるときつい見落としてしまうことがあります。
それが「感情と事実」分けて伝えるということです。

「伝える」という意味には2つの意味が込められています。
①「事実を伝える」
②「感情を伝える」

この2つに分かれています。

あなたが何か人に伝えるときにうまく伝わらないのは、
この感情と事実がごちゃごちゃになってしまっているからなのです。

「事実」と「感情」の行き違いは男女の会話に現れやすい。

感情と事実を分ける重要性についてはカップルの会話が一番わかりやすいとされています。

まず男女では会話の目的が大きく異なります。

男性は事実を相手に提示しそこから問題解決を図ろうとするため、目的のない会話を嫌います。
男性にとっての会話は報告と言われています。

女性は何かを伝えるときにそこに事実があるかどうかは二の次です。
自分の気持ちがどう動いたのか?自分はどうだったのか?
一人称を自分に持ってきているため、そこに事実があるかどうかは正直どっちでも良いのです。

ここまで聞いたらわかる通り、男女で会話することは向いていないのです笑

ケース:とあるカップルの会話

男性の回答は一見正論に見えるかもしれませんが、このケースにおいて女性が本当に伝えたかったことは「感情」の部分です。

女性は感情のひどいという部分に対して共感を求めていました。

しかし男性は、女性が本当に伝えたい部分を意識しなかったため話が噛み合わず、モヤモヤしたまま会話を終えることになってしまったのです。

今回のケースの場合、男性は解決するためのアドバイスを返しましたが、女性は全く求めていません。

女性が求めているのは「それは災難だったね。嫌だったね」と物事に対しての気持ちに共感して欲しかったんだけであり、解決策ではないのです。

「事実」と「感情」を分けるだけで伝わりやすくなる

上記のケースをもとに、相手に伝える際は伝えたいのは「感情?」「事実?」を見極める必要があります。
逆に相手が何かを伝えてくてきたときも同様です。

伝えるときは「感情」「事実」あなたが伝えたいことは、どちらなのかをしっかりと分けることで伝わる能力が格段に上がります。

プレゼンテーションでは事実を伝えることが圧倒的に多いですが、ところどころにあなたの感情も入れ込んであげることでストーリー性が生まれ、人の心を掴みやすくなるということを覚えておきましょう。



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