アイドルになったと思ったら、転生してた話。
先日、桃の妖精さんの魔法が解けて、私はアイドルではなくなっていた。
アイドルとして過ごした2年ほどは、私にとって雲のような霧のような虹のような、近くにあるのに掴めないようなそんな日々だった。
どうやら私はあまり社会に適合していけないタイプのようで、今まで、小中高と気づいたらいじめられていたり、塾講か家庭教師という業種の縛りはあるものの、1件のバイトを長く続けたりすることはできなかったり、合わないとか嫌だと思った学校をポンポン辞めてみたり、まあまあ最悪な社会性を持つ人間とし