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現状の間取りを図面作成するまでの方法2

では前回の販売図から間取りを作るの次のステップを
書いていきたいと思います。

2.管理組合から既存図面を見せてもらう

全体の流れでも説明しましたが(その時の記事の2を読んでみてください)見せてもらうにはどうするかのお話をしたいと思います。

・まずはマンション内見してくれた担当の営業さん(仲介業者)に
『マンションの既存図面を見たいのですがどうしたらよいですか?』
と聞いてみてください。そうしたら管理会社の連絡先を教えてくれると思います。

・次は管理会社に連絡して
『リフォームをするのでマンションの既存図面を見たいのですがどちらで見ることができますか?』
と聞くと【管理会社で保管している】か【マンションの管理人室】で
観ることができますという事になるかと思います。

あとはアポを取って見せていただいて、写真を撮っていいかなどを念のため聞きましょう。
写真を撮るのは、住む部屋の平面図、立面図、断面図、設備図、構造図があれば撮っておくと良いかと思います。

私の場合はこの既存図で基本的な平面図を描くことが多いです。
正直、施工精度などによって実際よりも多少狂っているのですがその狂っているであろう前提で最初の大枠を描くと後が楽になったりします。

極稀れに築50年とかのマンションになると図面自体が保管されていなかったり全ての図面がないことがあります。
もうその時はしょうがないですw
現地で調査をして経験と勘で向き合ってある程度の予測と解体した時に大外れする可能性があることは設計者さんの場合はお伝えしておきましょうw

次回は、内覧をする時の確認事項のお話です。

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