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現状の間取りを図面作成するまでの方法3

前回の続きはこちら

3.内覧での確認事項

この時は買うかどうかも分からないのと流石に色々と測量するのは難しかったりするので下記の事をやってみてください。
・気に入った雰囲気がありそうだったら写真を撮っていいか確認してバシバシ撮っちゃいましょう!
・どこがコンクリートで壊せない壁かどこが壊して大丈夫な壁かは、分からない可能性がありますが一緒に行かれる営業さんがいたら聞いてみてください。私の場合はドアをノックするようにトントン壁をノックしてみて軽い音か重い音かで確認します。
重ければ壊せないかもしれない壁、軽ければ壊せる壁です。
あとはPS、DPS、EPSなどがたまに販売図に描いてあるのですが、イメージとしては設備の配管が上から下に通っているものなのでコンクリートブロックでできていて壊しても良いか確認しなければいけない部分があります。
これはマンション規約で描いていたりするので確認してみてください。

色々と書きましたが事前に既存図面があると描いている内容が図面上で分かることが多いです。

4.現地調査

ようやく写真にも関係する現地調査をして現状の間取りの図面作成を
するためのお話になります。現地調査のタイミングは、
購入の場合・・・ほぼほぼ買うことが決定している。
賃貸の場合・・・借りることが決定した時になると思います。

やりかたとしては全体の流れの時にほとんど書いています。
(その時の記事の3になります)

・トイレなどの配管の位置(壁からか床からか)
・給気口、エアコンのルート位置
・窓の大きさ(高さ、幅、床からの高さ)
・分電盤(ブレーカー)の位置
・梁の高さ関係
・火災報知器のものなどがあるかどうか
・水道メーター、ガスメーター、電気メーターの確認
・給湯器の容量確認(基本的にはベランダか、
玄関横辺りについていることが多いです)
・エレベーターの大きさ(搬入の時にどれくらいか分かると
 業者さんに喜ばれます)

そして、測量や現地調査をする時にあるといい持ち物
・スケール(写真にある左、距離を測るもの)
 基本的にはこちらで測ります。

・レーザー距離計(写真にある右、長い距離を測るもの)
 こちらは急ぎの時とか距離が長い時に測ったり天井までの
 距離を測ったりします。ただ、多少誤差が出る場合もあるので
 短い距離などはスケールで測るようにはしています。

・マイナスドライバー
 コンセントカバーを外して壊せる壁どうかみたりします

・照明
 たまに電気が使えないこともあるのであると便利です。

・販売図の何も書いてないものに加工したもの
 これに測量した内容を描いていきます。

まとめ

このようなアイテムを使いながら距離を測ってより現実的に正確な既存の図面を描くことができることで
ある程度の新しくするプランの誤差が少なくなります。

次回は今回DIYリノベーションした時の色々考えたプランをご紹介できたらと思います!

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