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虫のいどころ(秋)
昼間きこえる蝉は暑さを助長させるけど、夕方きこえるスズムシやコオロギはどことなく涼しさを感じる。やんちゃなバイクの音はどんな時でも煩く感じるけど、電話越しからきこえるカエルの合唱や、テレビをみていたり勉強をして集中がふと途切れた時に耳から流れこむ虫たちの演奏は心地よい。これが風情ってやつなのだと思う。時折一匹だけ異様に主張してくる鳴き声に、なんて虫だろうねと話したりする。何気ないことなんだけど、そういうのを大切にしていきたいと思う。
前の投稿でお話した昆虫採集へ父に連れて行ってもらった。お互い20年ぶりで、当時行った木を見に行くかたちとなった。乾いてしまった木もあったけれど、変わらず樹液をだしそれに集まるカブトムシを捕まえることができた。久しぶりに触ったカブトムシのさわり心地やにおいに心が弾んだ。
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