2022年12月1日の日記

　暗室でのみ寄席を開くアンダーグラウンド落語家、｢苦楽亭見栄無(くらくてい みえない)｣を襲名しようかな。それかバリバリ近視の落語家、｢小作亭見栄無(ちいさくてい みえない)｣でもいいな。どっちにしよう？いずれにせよ、いかにも半人前っぽいネーミングである。そんな半人前の師匠でも走り回るほど忙しい季節、師走がおわす。

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　一人暮らしにおいて避けては通れない難題のひとつに、｢自炊｣がある。私は結構自炊をするのだが、料理自体は得意であると思うし、献立を考えるのも苦ではない。
　何が難しいかって、｢1人前を作る｣ことがとても難しい。いやはや、何回やっても何回やっても、パスタを茹ですぎてしまう。｢ちょうどよく…｣なんて考えるとダメージ！ダメージ！なのだ。だから私は、トマト缶を最後まで取っておく…。
　1人前分の料理を作れない半人前だ私は。しかし、いざ出来たての料理を目の前にすると、結局1.5人前くらい食べている。
　まあ別に、作りすぎた分は次の日の弁当や晩御飯に回すので別にいいのだが、1人分のお弁当に2人分はちょっと入らない。

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　暦の上ではDecember。小鑓の上でアルペン踊り。月の食費は1万弱。駆け抜けて2022。