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「教えないスキル」のハナシ。②

どうも、五十嵐です。
今日は佐伯夕利子さんの「教えないスキル」ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術の感想を書きます。

まずはじめに、「僕が目指しているのはこのような指導者だ」とこの本を読み終わって感じました。
ビジャレアルの指導者は指導者が上、選手は下と言う考えを一切持っていません。
選手が自ら考えて、選択して、行動することを尊重してあげること。
選手たちが何を言っても、何をしても受け入れてあげるという選手たちにとって安心安全な環境を作っているクラブだと感じました。

今回は前回からの続きを読んだのですが、
選手のことをよく知ること、教えないスキルを磨くこと、認知力を育てることが書いてありました。

選手のことをよく知るためにビジャレアルでは「主語を選手に変えること」1対1でのミーティングの時間を増やしたり、指導者が学校の先生とタッグを組んで学校での生活について情報共有をしたりしているそうです。

育成現場において学校での過ごし方とサッカーをしている時の差は少なからずあると思います。
その差をどれだけ埋めれるかは指導者と学校の先生が協力して選手を育成しなければいけないと感じました。

教えないスキルを磨くということは子供たちが興味を持ったものをフットボールに絡ませたり、考える癖を身につけることに重きを置き、考える余白を作ってあげたり選手にとって学べる環境を作ることが育成では大事と気づきました。

認知力という点では、日本人のような小柄でパワーが他国の選手と比べ劣ることを感じさせないようにするには脳内思考のスピード、質の高さ、しなやかさを身につけること。
認知力とは、ゲームにおける不確定要素を認知する力です。

この本は僕がぼんやり考えていたことを言葉にしてもらったような気がします。
感覚的なものを自分がアウトプットしてどんどん形にしていきます。
この本に出会えてよかった。そう思える本でした。

ではまた。

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