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仕事を辞めてうつになった難儀な私の話


こんばんは
真美ライトワークス ソイラテです。



今回は少し長めな仕事のお話です。
ずっと書いては消し、書いては消ししてたやつ。
後半一部だけ限定公開にしました。



タイトルのとおり、仕事を辞めてうつになった話。





いや、なんでやねん。って思いますよね。
私も思ったもん。


仕事で無理してうつになったならともかく、辞めてうつになるってなかなか聞かない。



でもあったんですよ。これが。






去年、雇用の仕事を辞めてから、3ヶ月…4ヶ月くらいかな?
note書き始める半年くらい前。


自分が毎日何をして過ごしてたか分かんないくらい、ただひたすらに虚無の期間があったんです。






で、今回この話を書こうと思った理由。
すみません特に理由はありません。


書かなければならない深刻な理由があるとか、書きづらいことを勇気を振り絞って書いたとか、そんなんは一切ないです。

ただ、内容が内容だからアテられちゃう人もいると思うので、一部だけ限定公開という形にしました。

長いので分け分けしながら暇なときに読んでくれると嬉しいな。







ちなみに、前どこかで書いた「収入が4分の1になった魔の期間」がこの時期です。むしろそっちがなんでやねん。








さて、うつになったとは言っても、メンタルが逝ったのは今回が初めてってわけじゃないのです。



初めて「うつ」を経験したのはもう10年以上前?

発症の原因は自分でもよく分からない…っていうか、今思うとどれが原因と言ってもいいくらい、どれもこれも原因になるような環境で生きてたなっていう感じなんですけど。

地獄の上澄みすすって生きてた云年間。




これは私の持論でしかないけど、現代人って、みんな何かしら抱えてると思うの。みんな悩みながら生きてる。なにもおかしいことじゃないよね。

むしろ、何も抱えず生きてる人なんてそうそういないでしょ。





ただね、ほら、仕事してれば無敵じゃないですか私は。


私、仕事してれば最強じゃないですか。



だから、ずっと無敵だったの。
少なくとも、ここ2.3年くらいは最強だったの。



もちろんその間だって、常に健康メンタル!ってわけではなかった。
それでも「萎えてても成果は上がってるから、つまり私は最強なのでは???」みたいな気持ちがあったんです。

折れても再起できるだけの信念があったし。






雇用の仕事を離れて、しばらくしてからかな。


ちょっと体調崩してたのが落ち着いて、さぁここからフリーランスとして全力投球だ!って思ったのに、いくら仕事をしてもなんか満たされないなって思う日が増えた。


一生懸命仕事してるんだけど、いつも心のどこかで「なんか足りない」って思ってしまう。



なんか足りない。
満足できないってことは、自分の何かが足りてない。
なんでこんなに滾らないの?
なんでいつもこんな満たされないの?
おかしい。ちゃんとできてない。やばい。




しかし、不調の自覚はあれど改善方法が分からない。




だってこれまで、お仕事してれば滾ってたんだもん。

「ヤバイうつっぽい、仕事しよう」で解決してたんだもん。


喉が乾いてお水飲んだのに潤わないってなったら、それもうどうしたらいいかわかんないじゃん??





その後、かかりつけで言われたのが、メンタルの悪化。

正確には、うつの中でも燃え尽き症候群のような状態ではないか、ということ。







「でしょうね。」 って思った。






「要はオーバーヒートしてる状態だから、一旦休んでリフレッシュしてみるといいよ。」

「仕事から離れて、気楽に、何もしない時間を作るとかもいいよ。」

って言われて





「でしょうね。」って思った(二回目)







クリニックの先生を否定してるわけではないの。

だけどなんか、漠然と「限界ワーカホリックが仕事休んでメンタル問題解決するわけなくない?」て思ってたのね。



再起した今でも多分、そう思ってるのね。






少し話はズレるけど、私は「無理をしないことを大切にしている人」のエピソードが好きです。

私と同じように何かに全力投球していた人が、あえてその生き方を捨てた話とか、とにかく「ゆっくりと生きる」「丁寧な毎日を送る」ことを大切にしている人の日常をnoteで読むのがとても好き。

そういう人の書くものは、穏やかな時間が流れてるなぁって感じる。



だけどそれは「そういう生き方が羨ましい」という羨望や嫉妬ではなくて、自分には絶対に選べない選択肢だからこそ、そういう生き方を選べた人に対する興味・リスペクトのようなものだと思ってほしい。


私のnoteを読んでくれる人が、全員私と同じようなワーカホリックなんてことないじゃないですか。

それとおんなじかなって。

リスペクト云々はともかく、自分と違う世界を見てる人だから興味がある、そういう考え方もあるんだ。って感じ。


そして「あえて全力を捨てた」という方の中には、そのきっかけとして「頑張りすぎて心が疲れてしまったから、しっかりと休むことを受け入れた」というケースがよく見られる。

それに対して、私は「ああ、この人は優しい生き方ができる人なんだな」と思う。



今の自分には絶対に選べない選択肢を選んだすごい人たちなんだな、と思う。





さて、
燃え尽きてプスンプスンしていた私の話に戻ります。




先生からは、とにかく今は休みましょう。と言われた。


メンタルクリニックに通ってる人なら一度は言われたことがあるんじゃないでしょうか。



でもね、休もうと意識すればするほど、焦燥感がすごいの。

身体は休めても気持ちが休めない。


本来休ませないといけないのは心のはずなのに、ゆっくり過ごそうとすると、その心がどんどん疲弊していく。


働いていない自分に対しての罪悪感とか嫌悪感とかが押し寄せてきて、自己肯定感のすべてが消滅していくの。


最終的には本気で「生きててすみません」みたいになるの!



嗚呼、難儀なワーカホリック。




そんな状態で「あんた疲れてんのよ」とか言われても、
「そうですよね!よっしゃ休みます!」とはならないのよ。




そもそも、休むためには問題がたくさんあった。

働かないと収入を失うのもそうだし、休むことでクライアントや案件が減ってしまうリスクもあったし、なにより働いてない自分に対して「私マジ無理!」ってなると、まっとうな人間としての生活が危ぶまれる。

ちなみにメンタル終わりかけてた時のツイートがこちら。

仕事メンタルが終わったせいでQOLが下がった!の図。




私の生活主軸って、仕事なんです。

仕事がちゃんとできている自分が好き。
仕事の成果がモチベーションにつながる。
モチベーション高く仕事をすると、お金がついてくる。
お金が稼げたら、安定した生活ができる。
娘たちへ投資・還元することもできる。
働くことは、私と、家族を守ることにつながる。
働いている自分だからこそ、外界と繋がれる。


「お金が全て」ではなくて「仕事が根本」なの。





今はね、ある程度再起できてる。

一時的にびっくりするくらい収入が落ちて笑っちゃったけど、今はそこも持ち直したし、マラソンくらいのスピードで仕事できていると思う。

それでも「全然足りてないな」って思うことはあるけどね。




本当は、常に全力疾走で永遠にランナーズハイ!最高に滾るね!!みたいな働き方がしたいんだもん。




「とにかく今は、休むようにしましょう」

燃え尽き症候群の診断後、数回カウンセリングを重ねたけど、先生は「休みましょう」以上のことは言わなかった。



多分「こいつ言っても聞かんわ」って思われてたと思う。




実際、私は休みたいと思わなかったし、休まなかった。



休んでないとはいえ、収入はびっくりするくらい落ち込んだ。

定常業務はなんとかこなせるけど、イレギュラーの対応やスポット対応依頼まで手と意識が回らず、最低限の内容しかできなかったから。


もし休んでたら無収入って考えるとぞっとしますわ。

フリーランスの恐ろしさを体感した数カ月でした。








私は仕事をしている自分が一番好きで、そこに価値を見出しているんだから、休んでどうなる。

ずっとそんな思いがあった。
だから考えた。



私が今、本当に苦しんでいることは何なんだろう。




仕事は好きだったけど、会社は好きじゃなかった。
だから辞めたことに後悔はこれっぽっちもない。


オフィスの場所を忘れるレベルで出社拒否して、ほかの人がちらほら出社に切り替える中でも「ソイラテは一生出社しません」って断言して完全リモートを続けるくらい、会社と遠距離を貫いていた。

出社したの、入社後の3ヶ月と退職寸前の2ヶ月だけだし。


愛社精神の欠如?何とでも言えぃ。




そんなことをたくさんたくさん考えて、
これしかないな、という答えにたどり着いた。



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