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お母さんありがとう

キッズインシネマの話しをしようと思ったが
昨日が母の日だったので母の話しをしようかなと思う
お母さんありがとう
そんな意味も踏まえてこうやって文章に残しておこうと思う

「お母さんありがとう」そんな言葉に心はこもっていなかったような気がする
カーネーションを贈るのも半ば強制的だった気がする
お母さんは元気であたりまえ
お母さんは生きていてあたりまえ
そんなあたりまえだったからこそ
「お母さんありがとう」はただの言葉だった
でも今は違う
「お母さんありがとう」は心からのありがとう
「お母さんありがとう」と生きているお母さんに言いたかった
でもそんなお母さんはもういない
僕を産んでくれたお母さん
優しくしてくれたお母さん
怒ってくれたお母さん
泣いて電話してきたお母さん
笑顔でいてくれたお母さん
でも今はもう全てが思い出
だからこそもういないお母さんに心から言おうと思う
「お母さん。ありがとう。」


1つ年上の兄の卒園式にて兄と僕と母(背が低いのが僕。1979年3月)



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