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”シャイなハートを捨てて、進め!” ~brainchild's クアトロツアー個人的記録〜

※brainchild's(以下「ブレチャ」と表記)のライブツアーの個人的記録と感想文です。内容のレポはあんまりないです。ネタバレ、セトリバレ、私が描いたイラスト、記憶違いなどが含まれます。なんでも許せる方向けの文章ですので、ご了承ください。
ブレチャについては公式HPをご覧ください。


 5月が終わろうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。
 5月といえば、GWに始まり、私の地元京都では神社のお祭りなどがありつつ、だんだんと普段の生活に戻っていく…という感じなのですが、今年の5月は私にとっては「推し活ツアーの5月」でした。

 私がブレチャ、もといエマさん沼にハマりなんかドえらいことになった件についてはこちらの記事からどうぞ(これも何でも許せる方向けです)

 今回のライブツアー「Acoustic na tei de PLUGGED Quattro Tour 2023」は、タイトル通り、アコースティックアレンジ楽曲のツアーでした。
 会場もクラブクアトロ(大阪、名古屋、東京、広島)というライブハウスでした。「クアトロ」はイタリア語で「4」という意味で、だから4か所なのか。
 エマさんの意向(趣味?)なのか、運営さんの思惑なのか、こういう「数字で遊ぶ」の好きですよね(過去トークライブのアーカイブ配信を「2月22日22時22分22秒~」にしようとしたり)
 このツアーグッズのロゴ(メインビジュアル?)にも、4つの目、4つのキラキラ、4つの草が描かれています。オシャレかつミステリアスなデザインで個人的には好きです。


グッズのバッグにあしらわれたロゴ

 この真ん中のトカゲ的な生物は、イモリかヤモリかトカゲかと考察してみたのですが、ヤモリですかね…?
 第一印象は周りの草は水草かな~じゃあイモリかな~と思ったのですが、指が5本なのでヤモリっぽい。(イモリは4本らしい)ヤモリって、縁起いいですしね。普通にトカゲかもしれませんが。
 しかしながら、4つの目も、マスコットキャラのヒデボー(モチーフはヤタガラスっぽい)の目が4つだから、という単純な理由のような気もしてきた。
 ライブTシャツで背面に、ヒデボー・ネコ・えまぴょん(エマさんが描いたウサギをマスコット化したもの)・今回のトカゲ?の4キャラがあしらわれたものがあり、他の人が着ているのを見てかわいいなあと思いました(今見たらネットショップでは在庫切れだった)

 少し話が脱線してしまいましたが、日程としては
5/10 大阪
5/11 名古屋
5/16、5/17 東京(17日はネット配信あり)
5/20 広島(ファイナル)
5/25 名古屋(追加公演)
5/26 大阪(追加公演、ファイナル)
上記の全7公演でした。
 私は初日の大阪、名古屋、広島、追加の大阪の4公演に行きました。もちろん間の東京公演のネット配信も視聴していますので、まさに5月はブレチャツアー月間だったわけです。
 自分でも「よく行ったな…」とは思いますが、「推しは推せるときに推せ」精神で生きています。いつまたコロナ再流行とか、何が起こるかわかったもんじゃないですしね。

 先にセットリストを書いておきます。こちらは5/17の東京公演のもので、他の公演では順番が変わっていたり、アレンジが変わっていたり、追加公演では曲が変わっていたりします。(メモをとる余裕?そんなものはない)
・(入場BGM)アゼルバイジャン共和国の国歌(インスト)
・PANGEA
・Brave new world
・Twisted Shout
・Love Letter
・Fright to the north
・sextant
・Blow
・TWILIGHT
・Set you a/n
・Wanna Go Home(追加公演では、WASTED)
・Heaven come down
・Phase2
・FIX ALL
・Rock band on the beach
・Kite & Swallow
以下広島ファイナル、追加公演のみのアンコール
・サドンデス
・Better Day to Get Away
 こういう感じで、合間のトークは少な目でした。初日大阪、ファイナル大阪はゆるっとおしゃべり多めでしたw

 「アゼルバイジャン共和国の国家」って何ぞ?ってなると思うのですが、これはエマさんチョイスで、「歌詞も是非調べてみてね」ってことだったのでこちらでご確認ください。

 歌詞もうわぁ…ですが、アゼルバイジャンの歴史もなんかこう……なるほど……さすが社会派エマさん、すごいチョイスだと思います。

ゼルバイジャンの国歌をアゼルバイジャン以外の言語で歌うことを禁じたり、演奏中どのように行動すべきかを明記した法律がある。

演奏中は歌うか、丁重に耳を傾ける必要がある。国民だけでなく外国人にも適用され、違反者には罰金が科され、国章と紋章を侮辱することは犯罪と見なされる。(2019.2.19にアゼルバイジャン議会で可決)

http://www.kokkanowa.net/azerbaijan/

 ていうか、こんな法律あったん!?
たしかに配信ではこの部分ブレチャの曲に差し替えられてたね。
 あと、この曲のあとに続く「PANGEA」に入りやすいから、というのも選曲理由だとか。

 前置きが長くなりましたが、ここから個人的記録と感想です。自分でもこんなに長くなるとは思わなかった。

5/10(水)大阪 ツアー初日
 京都でフルタイムで働いてからダッシュで梅田へ。事前に大阪に行く機会があり、梅田の地下ダンジョンで迷わないように会場への行き方もばっちりリサーチしていました。(ただし、帰り道はなぜか行きとは違うルートを通っている)

〜私には、絶対にライブに間に合わねばならぬ理由があった。座席が最前列だったからである(メロス調)〜

 大阪以外はスタンディングでした。
 また、座席発表後に「クレカを不正利用される」という訳わからんアクシデントに見舞われるのですが、それはまた別の話。
 とりあえず、「わりと真ん中のほうっぽいな」と、いうことだけはわかっていたのです。絶対に絶対にたどり着かねばならない。
 仕事を定時に終わらせ(実はこの日は午後から上司不在のワンオペだった)、無事に会場にたどり着き、階段に並ばせられるという入場スタイルの洗礼を受け(ライブハウスでスタンディングありのライブが初めてだった)、自分の座席を探してようやくたどり着いたそこは

 エマさんのド正面の席でした(ありがとうございます)

 思わずお隣の人にエマさんが座るであろう椅子を指さして「ここってもしかして……????」と声をかけちゃったわ。「楽しんでくださいね」って言われたわ。お隣さんめっちゃ余裕でした。プロかな……?
 あと、別記事「4月のまとめ(言い訳)」に書いた「神席祈願」が早くも叶ったことの衝撃も大きかったのです。すごいわ、仁王効果。

 一応、ちょろっとでもエマさんとの物理的距離が数十センチという体験をしたことがある(詳細については、前述「推しも人間であるという気付き」記事参照ください)とはいえ、ライブ中ずっと目の前(3メートルくらい前方上)に推しがいるという状況はそれはもう……始まる前から緊張……メモとか取ってる場合ではない。全神経を研ぎ澄まして推しを見るしかない!

 服装は例のネコTシャツと、クリアポケットの中身を変えることで好きな絵柄にチェンジできるカバンに自分で描いたエマさん絵をセットし足元にひっそりと置くという、覚えてないだろうけどあわよくば思い出してくださいスタイル(なんだそれ)

 まあ、始まる前から脳内が大変忙しく、ツイッターでも「ちいかわ」のごとく「ワァ……」とかいう言葉しか発せなくなっていましたが、会場が暗くなり、なんか壮大な音楽(アゼルバイジャン国歌)とともに入場するメンバー。
目の前に座る推しらしき影
明かりで照らされ実感する

本物のエマさんだぁ……わぁ………(語彙の消失)

 ギターを演奏する手の動きがいつも「すごいなあ、職人すぎるなあ」と思っているのですが、それが目の前で繰り広げられる(昔アコースティックギターをやっていたことがあるのですが、8ビートでピックで単純なストローク奏法しかできないレベルなので、エマさんの動きは神レベル)
 スライド奏法の時のヌルヌル動く感じがすごく妖艶で、それでどういう音が出るとかこの人はわかってやってるというのを考えるとますます凄いかっこいいと思えて。ウワーッ、今日もかっこいい! おヒゲも私の好きな濃度ですありがとうございます!(???)

 それから、アコースティックにアレンジされた曲調でわっちさん(ボーカルの渡會将士(わたらいまさし)さん)が歌い始めるのですが、私はとにかくエマさんを見つめ続けていました。
〈●〉〈●〉って目になっていたと思います。
 とにかく、推しを見つめてこれをまたイラストにして出力するのだ、もっと魅力的にエマさんを描くために細部まで観察して、なるほど光はああなって、リムライトって実際こう見えてる、髪の毛はああいう感じで、うわっエモい、色々な表情素晴らしい、上着はこうなってて、ここから脚があって、ギターの角度は……という完全に「作画資料を見る目」状態でした。本当にすみません。
 しかしさすがに時が経って、MCが入ったりとかして慣れてくると他のメンバーも見る余裕が出てきました。
 とはいえ、推しの一挙手一投足を見逃すまいと90%くらいはエマさんを見つめていたと思います。
 だけど、わっちさんと目が合った回数のほうが多かったと思いますし、何ならわっちさんは「こいつ、どこかで見たことがある」と思っておられたような気さえします。多分、高さと角度的にエマさんから私はほぼ見えてなかったのではと思われますし、普通は遠くを見て演奏するからね。私だって狂言するときは遠くを見てる。

 ところで、コロナが5類感染症になり、声出し解禁ということで、「エマ~~~」というキラキラした黄色い声も復活していました。
 うれしそうだったよね。そりゃ、コロナでライブできない、できても規制されてる事が多くて、すごく大変な時期を乗り越えて、それが少しづつ元に戻りつつあるのですから。

 アコースティックにアレンジされた曲はどれもかっこよかったり、艶が出ていたり、円盤にして売ってください、お金なら出しますから!!!という素晴らしさでした。
 「Love Letter」でエマさんが歌いだした時、ギュン!ってした。脳内では「はわわわわあばばばばばばばばばばb」ってなってた。
 「Wanna Go Home」では、「マイク通ってない地声が聞こえているのでは?」と思うくらい、それくらい近かったのです。

 わりと終盤、「FIX ALL」で曲調も明るく、エマさんの「シャイなハート捨てて」という言葉でかなり緊張がほぐれたというか。どうやって楽しめばいいのか、それが少しわかってきた気がしました。
 そこからの「Rock band on the beach」でのコール&レスポンス。ご当地ネタでの551、パチパチパンチ、おけいはん、その他いろいろ楽しくて。わっちさんの頭の回転の速さがすごい。
 そこでだったか、別のMCだったかで「やる気、元気、ひであ気!」というコールがあり、その時ばかりは頑張って「ひであき!」と声を出しましたよね。。。遠慮なく推しの名を呼べる喜びよ
(ドラムのオニーさんこと岩中英明さんと、エマさんの菊地英昭さんで二人の「ひであき」さんがいる)
 私はこの日は蚊が鳴くような土色の声で「エマさーん」という微妙な声しか出せませんでした。絶対に聞こえてないよ。能楽堂のようにはいかない。

 楽しい時間はすぐに過ぎてしまうもので、あっという間にライブは終了。話には聞いていたけど、本当にアンコールがないんですね。
 いやしかし、本当にすごい時間だった。あんな目の前で。本当にかっこよくて、チャーミングで、イケ渋で、いつもトントン描いてるおヒゲがあんなによく見えてわたしはもう(以下略)

 この初日だけではなく、全体的にそうですが、本当に楽しそうにニコニコ演奏したり歌ったりされてる姿が印象的で尊かったです。
 推しがうれしいなら、私もうれしい。

 帰りの電車で忘れないうちに一心不乱にエマさんの絵を描いていました。絶対ヤバイ人に見られてたと思うし、実際ヤバイ人だった。

電車で一心不乱に描いた絵、ペン一発描き

5/11(木)名古屋
 
前日の興奮も冷めやらず、この日は仕事で半休を取り、新幹線で名古屋へ。1月のエマさんのトークイベントで名古屋に行ったことがあったのが良かった(本当に方向音痴なので初めての土地は危ない)
 はじめてのスタンディングでのライブ。整理番号順に並んで、入場したらすでに人がいっぱいで、後方下手側だけど前の人の隙間からエマさんが見えそうな位置につきました。

 前日が近すぎて、緊張と「推しを目に焼き付ける」という気合が入りすぎていましたが、今回は比較的冷静に全体を俯瞰してライブを楽しむことが出来ました。遠かったけど、めっちゃエマさんと目が合った気がする(みんなが見る幻覚)
 推しが尊すぎて2曲目で目から汗が……
 思い切って黄色い声に交じって、茶色い声で「エマさん」と発声してみた。
 エマさんが何かの曲で歌詞が飛んでモゴモゴになったり、「間違えちゃったw」っていうのがとても尊かったです。
 コール&レスポンスも名古屋ネタ。速すぎてついていけない。そんな様子をニコニコ見ているエマさんが楽しそうで嬉しそうで……
 偶然にも、私のすぐ前にいたお兄さんがオニーさんの名付け親ということが発覚し、「そんなすごい人の近くに行っちゃうなんて、私、持ってるな」なんて思いながら、ライブを楽しみました。楽しみかたの何たるかを掴んだね。

 ライブが終わり、ダッシュで名古屋駅へ。京都まで30分ちょいとはいえ、新幹線では座りたくて指定席をとって、いざ座席へ。
 たしかに、私、持ってましたね。 
 知らないおじさんが座ってるし、目を閉じて寝ていらっしゃる!!
 気が小さい私は何も言うことができず、いったんデッキに出て、「もしかして乗るヤツ間違えた?」と半ばパニック状態。そこに、私よりも少し前にライブ会場から走って出たお姉さんがいたのです。お仲間だ!と思って、とりあえず「この新幹線で合ってるのか」聞きたくて声をかけたら、ね、

なんかすごい剣幕で怒られた。

 何で私に聞くのか、車掌に聞けよと(ごもっともですが)
 想定外の反応と、驚きと恐怖でますますパニックになる私。っていうか、車掌さん来ないから聞いたんですけども。デッキの反対側に逃げて「誰か来てくれ、言うてる間に京都に着いちゃう。指定席なのに座れずに終了しちゃう」とガクブルしてたら車内販売のおにいさんが来たので事情説明したらおじさんのとこに行ってくれた。
 でも、その前にそこのお姉さんに声を掛けられてなんか文句みたいなの言われてた()
 おじさんは座席を間違ってただけで、私は無事に座ることができたのですが、色々ショックすぎてライブの楽しい気持ちや記憶がすっかり吹き飛んでしまいました。ドアの近くに席を取っていたため、ドアが開くたびにその人が立ってるのが見え、京都で降りるときにも立ってて、降りる人の隙間に紛れて新幹線から脱出しましたよね(本当に何だったんだろう)
 今でこそ「おもしろネタ」として昇華できていますが、その時のショックは相当でした。まあ、調子に乗るな、人生いろいろってことでしょうか。

5/15(ライブはない)
 エマさんの絵をインスタに上げ始めてから丸1年経った! こんなことになるなんて思ってもなかったなあ。。。

エマさんを見つめまくって描いたイラスト

5/17(水) 東京公演(ネット配信)
 コロナで良くないこともたくさんあったけれど、ライブをネット配信するという文化が普及したのはよかったのではないだろうか。
 遠くても、都合がつかなくても、家でライブを楽しむことができる幸せ。
 配信で見るエマさんも、さらにキラキラでイケイケで素晴らしかった。
 他のメンバーの様子も見れたし、アーカイブ配信までやってくださり、終了まで何回も味わうことができたのがありがたかったです。今後も配信してくださるとうれしいです。

5/20(土) 広島(ファイナル)
 広島に行くこと自体が初めてでした。
 会場にたどりつけるのか不安に思いながら、路面電車に乗ったら明らかにお仲間と思しき方々が何人かおられ、ひっそり着いて行きました。
 整理番号の列に並ぶために「ここは何番ぐらいですか?」と並んでいる人に声をかける必要があり、例の新幹線の傷がまだ癒えきっていなかった私にはちょっとした試練でした(名古屋では列形成前から待機していたので逆に聞かれるほうだった)
 でも、みなさん親切に教えてくださいました(多分これが普通の反応)
 会場に入り、前回と似たような位置からライブを楽しみました。エマさんと目が合った!!(いつもの幻覚)
 この日は広島でサミットが行われており、エマさんが「サミット出たかったな~」って言っていたのがおもしろかったです。絶対に言うと思っていました。きっと世界のお偉方に言いたいことがたくさんあるに違いない。
 ライブ自体初日から回を重ねるごとに進化していて、エマさんはじめメンバーの皆さんがキレキレになっていくのを感じていました。私自身もかなりライブを楽しむ要領を得てきました。
 今回のツアーでエマさんが歌っていた「Love Letter」は、もともと違うボーカルさんが歌っていた曲でした。広島公演で「ああ、すっかりエマさんが自分の曲にしている、歌いこなしてる」と感じました。えらそうで申し訳ないのですが。進化が止まらない推し、すごくかっこいいという話です。
 コール&レスポンスでは、ゼレンスキー大統領が来日したことで
「ゼレン?」「スキー」
「ゼレン?」「スキー」
「エマさん?」「好きーーーーー!」
公然と大きな声で推しに「好き」と言えた……!
ありがとう、わっちさん!!
 そして、通常公演のファイナルということでアンコールが……!!
 「サドンデス」と「Better Day to Get Away」で、個人的に好きな曲でうれしい! 特に「サドンデス」が好きすぎて……っていうか、これ、またエマさんにケツキックされてませんかね? (きみの道はそこさ!)

 サミット中の広島でホテルなどとれず、観光もせず、そもそも翌日に関西コミティアの予定を入れていたので新大阪で宿泊。(オリジナル作品オンリーの同人誌即売会。私はインスタでエマさんイラスト100日チャレンジをこっそり行い、神席祈願をしたらミラクルが起こったという体験談なマンガを頒布していた)
 コミティアでは、フォロワーさん(エマさんファンではない)に手描きのエマさんイラストをいただいたり、実はエマさんファンだというフォロワーさんからお声がけいただいたり、私の推し活がフォロワーさんに伝わっているのだなと感じました。

5/26(金) 大阪(追加公演・ファイナル)
 どんどん後方になる整理番号だったのですが、運よくちょっと前方で真ん中らへんの位置に立つことができ、前の人の隙間からいい感じにエマさんが見えてよかったです。
 アゼルバイジャン国家で入場するとき、エマさんの口がモゴモゴしてて、アレは絶対に歌ってたと思います。
 メンバー紹介の一芸披露?(某有名司会者の拍手のリズムで何かする)で、エマさんはたこ焼きを焼いていましたが、乳首ドリルをしようとしていたのが衝撃でした。あと、わっちさんとエマさんでキーボードのMALさんをはさんで持ち上げていたのも和みましたw
 リアル4公演目にもなると、私もかなりシャイハートを捨てれるようになっており、途中で涙が溢れてくるわ、腕も距離感配慮しつつ振って、楽しんでいる役になっていました。演技ではないのですが、自分的には「大げさ目に」楽しんでいるさまを表現して、ブレチャのみなさんに見てほしかったのです(悪目立ちしない程度に)
 ライブである以上、演者だけでなく、その場にいるお客さんも含めて、そのステージを作っているような感覚。参加している。コール&レスポンスなどは顕著に出ますが、それ以外の部分でもそうだと思うし、反応によって演者の気持ちも違うと思うのです。

 少し話がそれてしまいますが、私自身が趣味で習っている狂言を発表したりする機会があるので、ついそんなことを考えてしまうのだと思います。
 というか、エマさんを見ていたら、「私は狂言するとき、見てくださっている人のことを考えてやっているであろうか?」という疑問がわいてきて、4月末の発表会ではちょっとそのあたり意識している自分がいました。

 で、ブレチャ自体の話に戻りますが、初日からこのファイナルに至るまで、途中でアレンジやセトリだけでなく、ブレチャメンバー自体の進化も毎回感じていました。
 エマさんが一番大御所ベテランなわけですが、それに着いて行き、しっかり仕上げてくるメンバーさんたち。エマさんの人を選ぶ能力の高さも感じますが、メンバーさんたちがいないと成り立たないわけで。
 推しなので、ついついエマさんばかり追いかけがちだし、描きがちなのですが、brainchild'sというバンド(パッケージ)ぜんぶひっくるめて尊いのだ、といういわゆる箱推しの域にまで達している自分に気が付きました。
それで描いたのが、この記事のトップにあるイラストです。

 そして、ファイナルにしてシャイハートを捨て去った私は、狂言で学んだ「声は腹から出す」を活用し、言いたかった言葉を叫んでおりました。

「ブレチャ、最高!!」

 あえて「エマさん」とか個人名ではなく、いっぺんに全員の名前を呼ぼうとしたら「ブレチャ」と呼ぶしかなかった。周りの人にはうるさくしてごめんなさいだけど、みんな各々何か叫んでいたから大丈夫でしょう。
そして、エマさんがこっちを見たような気がするけど、いつもの幻覚だと思う。そもそも、聞こえてたかどうかもあやしいのだから。


長かったですが、やっとまとめます。

 今回のツアーの学びとして
「バンドを追っかけるのって実は大変なんだな」
と身をもって感じました。コロナとかで座席がある公演にしか行ったことがなかったためです。整理番号待機列、スタンディングのために体力をつけようと思いました。
 11月12月のツアーも発表されましたしね!!!!ベストアルバムも楽しみ!
(だけど、エマさん、ほどほどに休んでください………)

 また、私はこのツアーの「裏テーマ」について勝手に妄想していました。
 私としては「シャイなハートを捨てて、進め」だと思っています。
 コロナが5類になっていろいろな規制が緩和されたりして、みんなそれぞれ思い通りに進めなかった道にまた進もうとできる世界に戻りつつある。
 セットリストを見ても、(もともと励ましてくれるような曲が多いとはいえ)未来へ進んで行こうというメッセージ性を感じるのです。アコースティックでアダルティーで妖艶な色を足しているけれど。超個人的解釈なのですが。
 おそらく追加公演のみ「Wanna Go Home」が「WASTED」に変更され、アンコールが「サドンデス」と「Better Day to Get Away」だったので、とみにそのように感じます。

 「WASTED」もすごく好きな曲で、イントロが流れた時、ぶわ~っと涙が溢れてきました。
 「ケツキック」と表現していますが、本当に「いい加減うじうじしてないで踏み出せよ!!」とエマさんに言われている気分になるのです。「サドンデス」にしてもフワフワしている自分を励ましていただいているようで。
 たまたま大阪ファイナル開演前までの時間つぶしに「これ描いて死ね」というマンガを読んでいたために、「推しを描いて死ね」ってことか、シャイハート捨てて、神にも悪魔にもなれる、挑め君の道はそこさ、っていうかあの時エマさんに自分何て言うたか覚えてる??? いい加減真面目に絵を描けよッ!! うおりゃーーーーッ!!!
と、いう気持ちになったのでした

いや~……濃い1か月でした。いろいろなことがありました。おおむね幸せでした。
神田先生のウッドベースもかっこよかった!
書き忘れてることいっぱいありそうなので思い出したら追加していこう……

ここまで長い文章を最後まで読む人、いるんやろか。お疲れ様でした。

やる気! 元気! ひであ気!!!!
エマさん! 好きーーーーーーー!!!!!

ありがとうございました!!!!



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