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アプリは人を殺すことができるか(さいきょう?のスタートアップとは)

はじめに

最近あるアプリにハマっていて、そこから考えたことを勢いで書いた記事となります。
内容に間違い等あるぜ!という場合は粛清するためにご飯でも誘ってください。一生懸命勉強いたします。


軽い自己紹介

私は自社(exllist)で中小企業の業務改善研修(DX研修)を行いながら、G's ACADEMYというスタートアップ養成スクールでもお仕事させてもらっています。

最近ポケモンスリープにハマっている

私は最近ポケモンスリープにハマっています。
なるべくWebの攻略情報は見ずに、自分なりの解釈や研究でゲームを楽しんでいて、昔SFCとかGBとかで試行錯誤しながらゲームしていた時のノリで楽しんでおり、こんなに没頭できるゲームは久しぶりだと感じています。

研究中の様子

そして身近な人にポケモンスリープを広めていくうちに、数名の方に行動変容が現れました。
「最近は良いポケモンをゲットするために早く寝るようにしています」
「いざ始めてみたら、誰かと一緒に相談しながらゲームするのは楽しくて、現在ではいいポケモンをゲットしたいと思うようになりました」
「いままで全然寝れてなかったけど、早く寝るようになって、早起きできるようになりました」

こんな感じで、ポケモンスリープというアプリが人間のバイオリズムを変えていっているのを目の当たりにしました。
面白いアプリというのは、人間の行動そのものを変えてしまう。そんなパワーを持っているのだと実感したのです。

アプリは人間を殺すことができるか。

私は昔からSFが好きで、よく映画などを見ていました。
その中ではロボット(人工知能)が人間を凌駕し、人間を殺そうとする。というような作品も多くありました。
しかし、私はロボットでは人間を殺すことができないのではないかと考えています。
ロボットというものは大体機能性を重視するために人間型とか動物型に近い形状で成形されることがほとんどだと思います。
これでは、私たちが通常の動物や他人に向ける防衛本能のように、ロボットに攻撃されれば反撃してしまうと思うのです。
(正確には何万人かは殺せると思いますが、一定の反撃をするので全滅は無理なのではという感じです)

ですが、これがアプリという視覚的な形状がなく、かつ人の意識を刺激する(行動変容を促す)ような存在だったとき、私たちの自己防衛本能は正しく機能するのでしょうか?
アプリ内のボーナスというものが、まるでウイルスのように自らを蝕み、抵抗することもなくアプリに従って死を迎えることもあるのかもしれない。。。と私は感じてしまったのです。

さいきょうのスタートアップは、人の行動を変えられる存在ではないか。

ちょっと話はズレるんですが、前述のことを考えると”ぼくが考える最強のサービス”は”さいきょうのtoC”なんじゃないかと考えました。
それを実行するスタートアップがいれば、それは「さいきょうのスタートアップ」かもしれないとも思います。

いまスタートアップ支援をする側でも働きながら思うのは、どんな事業ならさいきょうの(くらいの)スタートアップ足りえるのだろう?という疑問です。
スタートアップ養成に関わる以上、さいきょうを目指していくのは必然かなと思いながら、自分なりのさいきょう感を図にしてみました。

前述のとおり、私が思うさいきょうのスタートアップは「さいきょうのtoCなのではないか」という説です。
toBでは特定の業界でTOPを狙えても、地球上のみんながお客さまになるかはわからないからです。
ただし、toBの方が単価は高いのは承知の上です。
”さいきょう”の基準をどこにおくかで大きく変わる図だとは思うのですが、私はユーザーになりえる数で今回考えました。
それは、本記事のタイトルどおり、アプリが人間を殺せる可能性を秘めているなら、ユーザーの絶対値が地球上全体に及んだ方が、恐ろしい存在になるからです。

さいごに

とはいえtoCビジネスの難しさはあると思います。地球上の全員が熱狂する(使ってくれる)ようなサービス何て考え付く気もしません。
自身でも最初は国内toC向けに研修をしていましたが、いまでは国内toBに振り切っています。(今後toCも頑張りたい、、、)

また、本記事はスタートアップのみなさんに物申したくて書いてあるものではありません。
あくまでポケモンスリープというアプリを使って、SF脳の筆者が妄想したセカイ観の話なので、失礼にあたる文章がございましたらご指摘いただければと思います。

みなさん、ポケモンとの約束を守って寝ましょう。おやすみなさい。
私のやっていることに興味があればコメントください。

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