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みんなで本当にわからないことを考える

絵本の楽しみを案内する人、大久保徳久子です。

大人が自然について考えるワークショップ

場所を埼玉から東京に移して
開催しました。

ワークショップ
「生き物のもようは、何のため?」
日 時 2024年4月20日(土)
場 所 東京都台東区 おくらまえ
参加者 5名

講師は、
自然遊びを伝えるプロ
動物を伝えるプロ
絵本のプロ
 (わたしです) 
三人が結集。

「もようは何のため?」の正解は


このワークショップは、
知ってるようで知らない、生き物の「もよう」に焦点を当てた
ワークショップです。

「生き物のもようは、何のため?」の問いに対して
絶対的正解はありません。

自分の体を通してみたり、
対話の中で他者の意見を聞いたりして
問いを手探りしていきます。

興味津々のツワモノたち


今回の参加者は
自然にもともと興味を持っていて、
都会の室内で「自然について」
いったい何をする?と興味津々に集まった方々でした。

そんなツワモノぞろいを相手に
どんな展開になるのだろう。

絵本のプロとして参加しているわたしには、
ドキドキのスタートでした。

もよう、見てる?

まずは、生活の場で、
もようを
見ているのか
見ていないのか、自分の眼を確かめます。

このとき、絵本が大活躍いたします。

みなさん、子どもみたいに見入っていました。
その後は、

こんな風に自分の体を動かし、手を動かしながら、
「なんでこの模様なのかな」
「派手な模様もあるよね」
「地味系もいるよね」
「ぜんぜん隠れてない」と

毎日特別には意識してなんかいない「もようについて」
自然に話し始めていました。

分からないことを考えることは楽しい


ここから、さらに面白い展開が待っていました。

話し合いは、対話としてどんどん深くなって
派手なおばちゃんの服装から
動物の色の認識、装いの歴史まで
広がっていきました。

このときの様子について
ワークショップのあと、こんな感想をいただきました。

・動物のもようを通して、アンコンシャス・バイアスや多様性の問題などいろいろ考えさせられた。

・答えを隠すのではなく、本当にわからないことをみんなで考えることの楽しさがあった。

対話を楽しんでくれていたんですね。

対話を作るために大事にしてること


対話を楽しむためには、
どんなことを話しても笑われない場づくりが必要と
言われています。

参加者さんの感想に
焦る、困る、といった負の感情をまったく持つ必要がなかった
の言葉をいただいたとき、
心からほっとして、嬉しく思いました。

次回は
鳥に注目する
「スズメはいちばん身近な野生動物?」

申込みはすでにスタートしています。

ご興味のある方は、こちらをご覧ください。
https://resast.jp/events/899310


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埼玉県、越谷市での開催の様子


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